さて、今日はエアコンネタでいきましょう。
今年の夏は皆さんどうですか? 過去最高の暑さだ!と誰しもが言っていますね。
しかし逆に私は、過去で一番過ごし易いというか、、 もちろん日陰ではありますが、エアコン無しの工場ですので汗は出ます。しかし不思議と息苦しさが無いというのか、ほんの少しの風が涼しいんです。思えば自分の周りに無風の日が無いのかもしれません。
今年から人は2極化に分かれていきます。今までもそうではありますが、その差がみるみると大きくなっていくでしょう。例えば、この暑さのように、まるでサウナにいるようで息が苦しいと感じる人と、暑さはあるが心に涼しさがある人です。このような大きな差が様々な点で見られるようになります。
これを一言で言うならば、自分の人生を見直すということです。
では、続きを次回に、本題いきましょう。
車両はダイハツのMAX。
エアコンの風が出なくなり、他店でブロアファンモーターを交換したが、風が弱いという話です。
実際に診断したところ、風は弱く、ファンの唸り音が大きく、どこかが詰まっています。
車両にエアコンフィルターの設定が無いので、エバポレーターの詰まりが確実となりました。。
通常エバポの取外しはダッシュボードを外し、エアコンガスを抜き、車種によってはパズルのように外していく事になり、工賃も5〜6万はします。
そしてエバポも普通ならば新品交換となるでしょう。
しかし、そんなに費用は掛けられないという事で、エバポ未脱着での清掃、洗浄が可能であれば進めるというプランに決定しました。
エバポのカバーを大き目に切開。
予想通りの状況です。
見たところ、表面に膜のように堆積していたので、まずはコレを処理します。
粗方取れたら、アルカリ洗浄です。
エアコンドレンからの汚水です。
バケツに受けたこの水は、何度も水で洗浄した後の汚水です。これ以上は無理と判断し終了。
洗浄後です。
切開を溶着にて戻して完了。
汚れはほぼ取れ、風量は無事復活しました。
ある程度の年式ならばエアコンフィルターの設定があるので、フィルター交換で大丈夫ですが、フィルター未設定の車種はこうなってしまいます。