以前に登場したシーカフレックスです。 1ヶ月以上ぶりに使いましたが、少し固まっていました。 アルミホイル作戦も無いよりはマシ。な具合です。
普通のシリコンと比べると、格段に固まるのが早いですね。
そこで今回思い付いたのが、真空保存器です。
アルミホイル作戦も結局は空気を遮断するという事なので、じゃあ空気を無くした空間に入れておけば固まらないのでは? という事でスタートです。
試作の材料はとりあえず塩ビ管でいきます。
上の画像は以前に余った部材です。
100の塩ビパイプと底になるキャップを買ってきました。
長さは30.5mmとします。
切断しキャップに打込み。
既に空いていた穴を整えて、ホイールのエアバルブを取付ます。
裏から締めて固定。
パイプ側も逃げで削り、
こんな感じで合体。
今回は負圧で引くので、接着はせずにシーラントで隙間を埋めました。
シーラーは3本は入りそうですね。
完成ですが、以後負圧の保持テストをしていきます。 出来れば金属製、そして負圧計が欲しいところですね。 そして一番は固まらないのか? また経過をアップします。
追記 H30.10.01
翌日確認すると、抜け具合は分かりませんが負圧が残っていました。
ちなみにエア抜きに使ったのは、このブリーダーです。 バルブのムシがあるので、タイヤの空気入れに接続して抜きました。
数値を確認する為に、ムシを抜いて負圧で引くと。 500mm/hg。
試しに真空ポンプでも引いてみると。 さすが 700mm/hgあたりです。
今後も負圧保持と固まらないかを観察していきます。
追記 H30.10.03
2日後も負圧が残っていました。
固まり具合です。 (ブラックは保存器を製作中はそのまま放置、そしてノズル内は空。 シーカの方は製作中も使用。)
上記を考慮して御覧下さい。
あの硬化の早いシーカが先端の硬化のみで止まっています。
保存時はノズルを付けたままで、先端までシーラーが来ている状態が良いように思います。
たぶん先端にテープなどを巻いた方がより良い気がしますが、まだまだテストの為この状態で保存します。
命名 「ばきゅーむ しーらんと ほるだぁ」
数ヶ月後が気になりますね〜。
追記 H30.10.14
最近の作業で久々に使ったパーマテックスの肉盛り出来るシーラーです。
一応アルミホイルで閉じてありました。
中身は少し固まっていますが、なんとか出るようにしました。 コレも固まると硬めですね。
今回からシーラントと一緒に保管しようと思います。
さて、10日以上経っていますが中を確認してみましょう。
負圧、
残ってます。
さて、硬化具合は。
白は少し飛び出てましたが、その下からは使用可能。 黒の方は先端が千切れ、その下の少量の塊を中に押し込んでしまいましたが、ほぼ先端のみの硬化でした。
今回からは先端にテープを付けてホルダー保管してみます。 さてどうなるか。
追記 H30.12. 9
前回から2ヶ月程経ちました。
シーカを使う仕事があったので見てみましょう。
なんと先端のみ硬化。
と、思いきやノズルの根元も硬化していました。
ノズルの中間は生きてます。
ここも固まってます。
ノズルの中間が硬化してないという事から、先端からの硬化ではなく、ノズルの取り付け部からの硬化という訳です。
今後この部分の空気の遮断が出来れば保存性が上がると思います。