マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

GPスポーツ GR6 車高調 全バラ

 

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私が180SXに使っていた GR6 です。  以前に他車と当たってしまいロッドが曲がっているはずです。

今回構造確認も含めて全バラしたいと思います。

 

足はバネ外しぐらいでダンパーを分解した事はありません。  探りながらいきましょう。

 

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早速ですが、予想外に上のナットが空回りして緩みません。  インパクトでも無理でした。


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最後の手段はプレスでGを掛けて緩めます。  プレス以外だと車両に装着して1G接地するしか方法は無いでしょう。  普通はインパクトで緩むんですけどね。


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ようやくダンパーのみになりました。

良く見るとCのスナップリングがあります。


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径の合うパイプを使い内側を押し、スナップリングを抜きます。


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下側も同じようにスナップリングです。


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外すと  「ポンッ」 と音がしてフタが抜けました。

窒素ガスは残っていたようです。

オイルは汚れてますね。


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下ブタ外側中央にはボルトが。


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下ブタ内側中央にはシリコン状の栓がしてあります。 


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中のロッドも抜けました。


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左側が上ブタ、右側がロッド下、コレが上ブタと下ブタの間を動きます。


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上ブタ内側、ロッドのオイル漏れはこの部分ですね。


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上ブタとロッド下との当たり面のブッシュ。


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目の錯覚ではありません。 曲がってます。


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ロッド下のこの部分が減衰を作ります。


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多重ワッシャーを外すとピストン油路が見えます。

この穴の大きさと数で減衰が変化します。


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裏側。 バンプ、リバンプで異なります。


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曲がったロッドの中に減衰の調整機構が入っています。


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イマイチ減衰調整の構造が分からなかったんですが、どうやらピストン自体には関係無く、ロッド単体で機能するようです。

 

縮み方向、つまりはバンプ側のみにしか効かない構造だと思われます。


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ちなみにロッドの曲がりは 3度。


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なんとなくプレスで戻しました。

 

もしや復活したりして、、  続きはまた何処かで。