私が毎日使っているオーバーオールです。
以前はディッキーズのツナギでしたが、4・5年前から変えてみました。
ずっと良いオーバーオールがないか探していたところ、ようやくネットで発見したのです。
しかもツナギと同じディッキーズでした。
このタイプは周りでも見かけた事は一度もありません。 カブらないというのも良いですが、本当の良さは別にあります。
私は肩コリが酷いのですが、袖が無いというだけで、こんなにも楽なのか! という事。
そして肩で調整が出来るので、つまりは裾も調整が出来ます。
あとは上半身の左右が開いているので涼しく、胸に大きなポケットがあり、iPhoneプラスが余裕で入る事です。
もうツナギには戻れません。
ちなみにオーバーオールは、初期に3着、少し前に4着買い足しました。
本題を忘れそうですが、今回はこの初期オーバーオールの修理となります。
では不具合です。
この肩部分なのですが、あまりの酷使により、
端がほつれてきました。
そして先端の金具の合口分かりますか?
ここをほつれが通ってしまうと、、
ぐぃーっと。 更にほつれてしまうのです。
構造を見る限り、この隙間自体と、隙間の段差が原因です。 そしてこの状況は洗濯時に起きてしまうと思います。
まぁここまで使用していれば当然なのでしょうが、ざっと計算すると3年で3着を毎日。
1着が365回も洗濯されているのです。
こちらは肩のスライドする部分。 こちらも良く見ると下の真ん中に合わせのスジがあります。 動く部品なので合口隙間はほぼ無く、指で触っても段差はありません。
このようなクオリティで先端の部品も作られていれば良かったのでしょう。
そういう訳で今回は初めての真鍮溶接をしたいと思います。
真鍮の溶接棒は持ち合わせが無いので、何かで代用しようと考えた時に、ヒートンが思い浮かびました。
余っていたヒートンにヤスリを掛けてみると、、 アレ? 色が違います。。
磁石を付けてみると、、 アラ、 鉄でした。
なので今回はコレを溶棒代わりにします。
と思ったのですが、母材のみでイケてしまいました。
リューターとヤスリで整えて完成です。
追記 H30.10.15
初期の残り2着も溶接します。
どうやら電流を小さくした方が良かったようです。 以前よりも溶けた感じがグー。
https://multi-create.hatenablog.com/entry/2018/08/25/200824
真空引き クーラント チャージャー 加工
追記しました。