前回からの続きです。
こちらはウチのオリジナル。 80φのステンレス多板ガスケットです。
社外のガスケットは、すぐボロボロになってしまうので以前製作しました。
ベースとなるステンレスの薄板をワイヤーカットにて外注切出してもらったものを、プレスとスポットにてウチで仕上げています。
だいたい４枚で１セット。
今回使用場所と向きが分かるように刻印してみました。 1F と 2F 。
1が触媒フロント側、2が触媒リア側、Fが前向きで、上から1Fと読めるようであれば正解です。
車両についていた触媒は、もぬけの殻でした。
ので、オーナーさんが用意した純正触媒に交換です。 内部セルをエアブロー、取付面をペーパー当て、ボルトナット部を切り直ししました。
取付はなるべくフロアに沿うようにジャッキで上げて固定します。
垂れ下がる原因のマフラーブッシュも、
ホースバンドにて締め上げます。 ２ヶ所。
これによりフレームから2cm垂れ下がっていたマフラーも、フレームから出ないレベルとなりました。
しかし気になるのが、このサイドフレーム補強材です。
取付ボルトが下面にあるので、その分 最低地上高に影響します。
なんと厚さは15mm。
別の取付方法を検討します。
13系のみ左のサイドフレームが途切れてるのが、そもそもの原因なのです。
以前自分の車では、右側の部品を取り寄せ、左に付けた事もあります。
今回下面をリベット留めとします。
ここで、先日手に入れたエアーリベッターの登場。
初めて使いましたが、、 今まで手で打っていたのは何だったのか。 そう思わせてくれる逸品です。
テープはリベットのシャフトが溜まる所を塞いでます。 無いと今回のように下から上へ向かって打つ時にポロポロと落ちてきます。
ちなみにエア圧は6.0kとなっていますので、手元で落としました。
前側と、
後側に８ヶ所ずつ、
打ち込んで完成です。
残り作業は、
シフトブーツの破れ交換。
右ラックブーツ交換。
左タイロッドエンドブーツ交換。
クラッチライン曲げ直しの曲げ直し。
修正後の画像がありませんが、ミッション側に飛び出しながら曲げられていたものを、フロアに沿うように曲げ直しました。
左ハイマウント切れ。 左右共交換です。
パワステホース滲み。
バンドをズラして締め直し。
リアゲートレバーを引いても開かない。
ロックを下に調整。
この段階で車検へGO。
クラッチは純正並みに軽いです。
乗って気になったのが、クラッチペダルを離した時にガタンと音がする。
衝撃を吸収するゴム？ が無くなっていたので取付ます。
音は無くなりました。
そして最後にドアのストライカー。
すり減って、半ドアぎみだったのも直りました。
あとオーナーさんに伝え忘れました、
その内ウォーターポンプ漏れます。
以上です。
