フロントクランクシール漏れです。ベルト類を外し、クランクプーリーも取り外しですが、、
センターボルトが緩みません。
上のハンドインパクトで大体は緩むんですが、、
負けました。
最後の手段と、セルモーター回し。
負けました。
ボルトを炙って潤滑剤。
そしてバッテリーに14.5V入力してのセルモーター回し。
負けました。。
調べるとダイハツ系はクランクが緩まずハマってる人多いようです。
レイアウト的にエアーのインパクトが入りません。
本当に最後の手段です。
エンジンを下にズラしてインパクト。
あっけなく勝利。 ようやく緩みました。
ネジ部にカチカチになったロック剤のようなものが、緩まない犯人はコレかもしれません。
という事はバーナーで炙るのが効きそうですね。
上のシールを、
交換して、
完了です。
こちらはシリンダーヘッド裏側。 以前漏れ修理したところから微妙な漏れが、、
以前はOリングを交換。 その後日 入庫で少量の漏れがあったのでシリコン系シーリング併用で取り付けてありました。
そこで、今回シリコンよりも硬く固まるシーラーにて取付。
翌日クーラントを入れると、、 なんとまた漏れ。
そこでよく見るとですね。 フタの取付ボルト2点と、Oリングのセンターがズレています。
分かりますか?
作業中の書き殴りですが、シリンダーヘッド側の穴を測ると、直径46mmのところ、中心線から25mmと21mm。 4mm偏心していました。
原因はコレですね。
整備をする人は、基本的には付いていた通り、外した時の状態に戻します。 大体は初めの状態にならず不具合が起きるのですが、今回は初期の入庫時からフタが逆に取付されていたという事。
正規の向きで取付。
無事 完治となりました。
大丈夫だと思い込まず、常に考え疑う事が大事ですね。