スタビリンクロッドです。
ブーツが破れると車検に通りません。
この作業は片側2ヶ所外すだけの簡単な部類に入ります。
そう、簡単なのです。
簡単なハズ、、
しかしハマる時はハマりますね〜。 今までは何とか外せていましたが、完全に負けました。
一番はボルト部の錆。 このボルトは裏側がボールジョイントでクルクル回り、真ん中のヘックスの六角でしか固定が出来ません。
潤滑剤を吹き、ヘックスを固定して14mmのナットを緩める。 動きが固いですが進んで戻ってと繰り返し、進んでいきます。 しかし最後の最後で固くなり、真ん中のヘックスがナメました。。 ジ・エンド。
こうなると、もうリカバーは無理です。 方法は切断のみでしょう。
まあ仕方がないので、残りの3ヶ所を普通に外せるように気合いを入れます。
これが上側ですね。 大体上のブーツが破れてます。
考えた末、先にダイスで切り直す作戦としました。
10mm 1.25 昔は六角のダイスはスナップオンぐらいしかありませんでしたが、今ではストレートでもラインナップがあります。 コレじゃないと使えないです。
上側なんて本当にギリギリ。
ボルト側にダイスを通しましたが、それでもまだ固めでした。
結果なんとか3ヶ所共に外す事が出来ました。
カットはバンドソーが良いので、このように取り外し。
グラインダーは鉄粉と火花が出るので極力使いません。 そしてエアソーもしっくりこないのでやめました。
さすがバンドソー。 ステンレスもザクザクのコバルトハイスの歯は瞬殺なのです。
取れてしまえば後は付けるだけ。 こちらも瞬殺です。
やはりボルトナットは無理しちゃダメですね。
皆さんもお気を付けて。