さて、車検作業です。 距離が19万超え。
しっかり診ていきましょう。
まずはスペアタイヤがバン。
製造は18年前。
タイヤ4本交換なので、溝のある物をスペアに。
エンジンオイルとフィルター交換。 たぶん1リッターも入っていませんでした。
そして各所オイル漏れ有り。
エアクリーナー
ドラシャブーツ亀裂。
同じくドラシャブーツグリス漏れ。
タイロッドエンドブーツ亀裂。右はグリス漏れ。
ロアアームジョイントブーツはシーラントで補修されてました。
スタビリンク、ガタ有り。
タイベル交換後8万km超え。
ブロアモーター異音。 などありますが、
今回は最低限での整備となりました。
リアブレーキメンテナンス。
センターのロックに注意事項がありました。
ナットを外してもドラムが抜けてきません。
正規ではスライディングハンマーにて抜き取るとの事、しかしPCD100に合うアタッチメントが無かったのでドラシャ先端をハンマーで押し込み外しました。
圧入の為、ドラシャ先端をハンマーで叩かない事、と記載がありましたが規定トルクで締め付ければ大丈夫です。
ちなみにトルクは20kg/㎠ です。
始めに合いマークを打ちましたが、締め付け後ピッタリでした。
対策後の車両はこの様なベータピンでロックされます。
左だけ水分の侵入があったようなので、錆びの処理とキャップの縁にシリコングリスを塗り防水しました。
フロントブレーキグリスアップ。
タイロッドエンドブーツ左右交換。
社外ブーツです。
フロントハブセンターのサビ処理。
ラジエターキャップ交換。 装着0.9k 新規1.1k
ウチのバモスも1.1k なので、こちらが正解と思われます。
以上でほぼ作業完了。 翌日に通検予定としました。
そこで軽くライト類を点検。 何気なくウォッシャー、、 ん⁈ 出ない?
いや〜、今気付いて良かった〜。
では診ていきましょう。
今回はウォッシャーポンプですね。
しかし何やら様子がオカシイ。
端子部分が外れ掛かっています。 というか外れました。
どうやら抜けてしまい、無理やり押し込んだようで曲がっています。
こちらは代車のバモスの物。
端子部が上向きですね〜。 アクティは下向きに付いていたのでどうやら逆向きに押し込んだんですね。
逆だと内部で端子が曲がってしまうようです。
モーター自体はフロント、リアも同じ物。端子部分だけが違うので入替も可能。 ただ今回は端子の先端に付くブラシが無くなっているのでどうしようもありません。
バモスのリア用を組み替えて付けようと思います。
しかし、
なんと、
モーター内からブラシがコロリと出てきました!
予定変更で現物修理です。
先端を整えて、
ブラシを装着。 千切れた箇所をハンダ付け。
良い感じに収まりました。
ついでにタンク内もヘドロ気味だったので、
洗浄。
BMWだと細かいストレーナーが入っているのでヘドロで詰まります。 輸入車、国産を問わず定期的に使用した方が良いですね。
無事復活しました。
プロファイルすると、ウォッシャータンクの真下がバッテリー。 バッテリーはH28年に交換。
前オーナーさんが自分でバッテリー交換する際に、真上のウォッシャータンク(中身は満タンに近い) をグリル上に立て掛けていたところ、倒れてしまい衝撃でコネクターが抜け、運悪く逆さまに押し込んだ為に端子を破損、ジエンド。 バッテリーを交換して終了。 なのではないかと思います。
ちなみにヘッドライトの違いです。
ボディーカラーも同じなので分かりやすいですね。