ミッション本体からシフトへ行くロッドの根元のオイルシールからのオイル漏れです。
室内側のシフト系を取り外し。
ミッション側のシフト系も取り外し。
中央あたりに見えるロッドの付根が今回の主役のオイルシールです。
ミッションの一番上なので停車時には漏れません。
ある程度の速度で漏れると思われます。マフラーにもこの通り。
ちなみにシフトロッドが見えたらオイルシールだけ抜き取る予定でいましたが、、 何をどうしても抜けません。
オイルシールの画像からも伝わってくるように、外側は金属ムキ出しで固いです。。
と、言う事で、、 シールを外すにはロッドが無い状態でないと無理。 つまりはミッションのリアカバーを取り外さなければいけないと言う事です。
では進めていきましょう。
ミッションメンバー。
交換時期の関係で、なるべくオイルを抜きたくなかったのでカバーのみ開け。 (結局最後には全部抜く事になりましたが、)
ようやく抜けました。 カバーのシールは固めでしたがすんなり交換完了。
が、しかし、ハマったのはココからです。
カバーがすんなりとは嵌らないのです。
これはカバーの内部です。
ここからの画像が一切ありません。 そのあたりはお察しください。
ポイントは
・手の入らない所の半割ニードルベアリングの固定二ヶ所。
・アウトプットシャフトとその右側のプラスチックの抑えはカバー側では無くミッション側に押し付け。
・.その状態でカバーを閉めていく。
・プラスチックの抑えの先端をカバー側の穴へ。
・アウトプットシャフトのミッション側がテーパーローラーベアリングの為、下にズリ落ちてくるのを正規の位置へ。
・それと共に、半割ニードルベアリング二ヶ所をカバー側ギアの内側に入り込ませる。 半割が落ちてしまうとカバーは奥まで入らず初めからリスタート。
・それに加え、カバー合わせ面には要シーラーとなる。
良い勉強となりました。