マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

RN1 ストリーム RS-R 車高調 リングとの闘い リア編

 

 

 

「どうしてあなたは、そんなにも心頑(カタク)ななのか。 古い体質を変えようとしない。 

 

昔の考えは、浅はかで、幼い。

 

正しい道には程遠い。

 

 

 

しかし今、それと気付いたならば、 進むべきではなかろうか。

 

悟りは考えに、考えは行動となる」

 

 

 

 

はい。という訳で、今回は心頑なな者との闘いです。

 

長い年月を掛けて完全固着した車高調のリング。

 

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装着後10年は経つでしょう。 その間調整は一回もしていません。(画像は闘いの後)

今回車検に伴い少し車高を上げようとなりましたが全く動かず。 車検は通る状態だったので、通検後ダメ元でトライです。


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まずはバネを抜き、ダンパーのみに。


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固着は厳しそうです。


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バイスに固定。  潤滑剤とカセットボンベトーチにて炙るも変化なし。

 

 

そこで思い付きました。

 

 

リングに穴を開けてはどうか?

 


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3mmで開けてみました。 そこから潤滑剤と炙りでとれましたね〜。


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下側のリングも同様に。


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リングの内側の清掃には、


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この様なブラシを使いました。(ブラシの存在を忘れてましたが友人Tナイス)


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メッチャきれいになります。


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ネジ部に乾式モリブデンスプレーしてみました。

 

 

 

さて2本目です。


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この状態で固着。


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バンプラバーもボロボロ。


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調整部は簡単に外せるタイプでした。


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リングはアルミ、軸はステンレスです。

下リングの固着が酷く、穴を増やしました。


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なんとか外れました。

 

とりあえずリア2本はギリギリで復活です。

リアだけちょっと低めだったので、これでなんとか形にはなります。あとフロントが緩めば自由度は増えますね。

 

 


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穴開けはタップやダイスのように異物を逃すのと、潤滑剤の浸透の手助けとなり効果的であるようです。

 

そしてカセットボンベバーナーでの炙りも必要です。熱によるアルミの膨張を利用し、広がった状態で回していきます。リングの全周を熱する事がポイントです。

 

 

次回フロント編です。