元旦は去年の夏から作業が止まってしまっていた中国製卓上旋盤の修理から始めました。
上の割れたギア。 たしかモーターからのベルトが掛かるギアだったと思います。 オーバーロードでパキン。
ほぼ全てのギアがプラスチック製なのです。
そこで、ネットに出ていたオール金属製ギアキットを購入。 取付途中で止まっていたのです。
以前キャスター付きの専用台を作り、
鉄板で補強もしてあります。
では進めていきましょう。
思い出しました、主軸のベアリングを国産NTNにし、モーターを付けるところだったようです。
仮合わせするとベルトが少し斜めに、
ベルトラインが合っていないようです。
見比べると、2mmほどモーターギアが長いです。
削り飛ばして、合わせ。
他ギアを組めるように組みました。
途中アルミのネジ山が飛んでいたり、中国らしさが随所に見られましたが、
無事試運転オーケー。
全て金属ギアとなりました。
最後にギア破損した時に削っていた、空燃比センサーボスを削り上げテストしました。
今回バラしてみて、自動送りで使われる駆動用のネジシャフトがありますが、その両端を支えている箇所の給油ボールが片方なくなっており、その内部でスラッジが溜まり、かなり動きが悪くなっていたので、抵抗が増大してギア破損の一因となったかもしれませんね。
しかし、元々強度不足でしょうから金属ギアに交換が正しいでしょう。