早速ですがパワーウィンドーからいきましょう。
運転席ドアガラスがオートのみ作動だったり全く動かなかったり。 結構事例はあるようです。
大体が運転席パワーウィンドースイッチ交換との事です。
トリムごと外し。
更にスイッチ部をバラします。
右の接点がスライドして導通を切り替える仕組みですね。
この接点不良と思われるので、導電性のカーボングリスを塗布。
しかし、最初は塗りすぎたようで微妙に誤作動。 グリスを拭き取り少量にしてみたところバッチリ正常作動しました。 耐久性は今後チェックですね。
こちらは一か所ブーツに破れがあった為に、リビルトドライブシャフトに左右共に交換後。
ドラシャの刺さるオイルシールも交換。 運転席側はスペースが無い為スライディングハンマーにて取り外し。
ドラシャ抜きでATFが抜けてしまうついでに、ATもオイルパン開け洗浄にてATF交換します。
昔から良く言われる距離を走っているクルマのATFを交換するのは不調が出やすいから止めた方が良いという話。 これはレベルゲージから抜き入れした場合。
今回の様にパンを開けて溜まった汚れを洗浄する方法ならば内部が相当コテコテで無い限り起きないと思います。 またエンジンオイルと違ってカーボンが混じっていくわけではないので、そんなコテコテにもなりません。 粘度も低く元々サラサラですしね。
真ん中の磁石に鉄粉が溜まってます。
ダイハツ系はちゃんとしたフィルターですが、スズキは金属メッシュです。 なので交換ではなく洗浄していきます。
結構メッシュにゴミがありますね。
オイルパンはガスケットでは無く、液体パッキン。
これを綺麗に取るのも時間掛かります。
磁石の鉄粉具合です。 拭くと一回り小さくなりますね。
洗浄完了。
ストレーナーの内側まで綺麗になりました。
組んで完了です。
ATFは約3.5L
前後ブレーキメンテナンス。
ブレーキフルード交換。
プラグ交換。
エアクリーナー。
ラジエターキャップを交換して一通り完了。
残りはヘッドライトスチーマーなので別記事で書きますね。