さて、最後の作業はヘッドライトです。
今回のワゴンRは黄変は無く、表面のハードコート層の劣化です。
透かし具合。
600番から研磨。
そしてスチーマー。
青溶剤。
透明になりましたが、、
画像の左上辺りに薄っすらとスジが見えます。
これは、、
ハードコートの無くなったところ。
つまりハードコートはほぼ残っており、一部分だけポリカーボネートが顔を出したという事です。
600番で結構削りましたが全く取れていませんでした。
こう見るとハードコートも溶剤で溶けて透明になりますね。 しかし今思えば溶け具合がいつもと違い、なんとも微妙な感じでした。
パッと見はOKですが、良く見るとNGです。
軽くペーパーを当てると、
クラックが見えます。
ハードコートは溶剤でクラックが入るようですね。
ハードコートの残り具合が分かりますね。
最終は240番で何度も削ってようやく無くなるレベルでした。 思ったより分厚く、硬いです。
削りました感が出てますね。
下地完了。
と思いきやレンズの下側にコートの残りが、
ゴシゴシ処理。
2回目はジクロロ。
完成。
、とはならずペーパー目が気になり3回目に突入。
粗いペーパーからしっかり目消し出来てれば一回で終わるんですが、なかなか難しいです。
下地完了。
3回目で納得のいく状態となりました。
ハードコートの時と違い、溶剤での溶け、んー伸び具合と言いますか、良いです。
バケツも見えますね。
完成です。
粗い番手のペーパーはクラックの入ったものぐらいかと思いきや、ハードコートが残っているライトも要削りでした。
クラック程では無いにしろ手間は掛かりますね。
一番削らなくて良いのは 、全体が黄変していてクラックの入っていないモノという事になりますね。
黄変しているということはハードコートが無いという事ですからね。
あとスチーマー後に若干のペーパー目が残ったりしますが、気持ち的に2回は施工する気でやった方が良いなと思います。
溶剤掛けて、ペーパー目の箇所のみ800、1000、全体を1500、2000番でまたスチーマー。 粗い番手で深いキズを入れる場合は仕方ないですね。 一ヶ所でも目が残ればやり直しなので全ての番手で念入りにするよりも再研磨が結果時短かも⁈です。