車検整備を進めて行きましょう。
オイルとフィルターを交換。
左のドラシャアウターブーツの破れです。
H15あたり以降の車はブーツの素材がプラスチック系⁈ に変わっており、ほとんど破れないという感覚がありました。
今回のブーツはそのプラスチックから少しゴム寄りに戻ったような素材に感じました。
同時に左側のドラシャオイルシールからもオイル漏れ有り。
右側はセーフ。
左側のみ同時交換。
抜いたATF。 バッチリ真っ黒なのでオイルパンから全量抜きました。
ドラシャブーツは純正品をチョイス。
しかし何度見ても箱の中にブーツバンド小を発見できません。
部品屋さんにバンドが無いと連絡しましたが、、
その後、同梱の新品ハブナットの頭に綺麗にハマり込んでいるのを発見。
部品屋さん、お手数をお掛けしてすいませんでした。
ブーツ交換はアウターを引き抜いて交換。
純正のブーツキットにはインナー側用のバンドは入っていません。
ちなみにこのカシメタイプのバンドですが、どこまでいけばオーケーなのかが分かりずらいです。参考までにグッと締めた首の間隔が純正状態で4mm でした。
ハブナットの締め付けトルクは 18.5kg/㎠
そしてATFのレベルゲージが見つかりません。
よーく探すと、左前タイヤの内側に発見出来ました。
にしても短い! ここまで短いのは初めてです。
ATFは大排気量の輸入車にも使える物を使っています。 ホンダのATは特に気難しいところがあり、特性の合わないATFだと変速ショックが出たりするようです。 ウチでは今のところトラブルは出ていません。
それとレベルゲージですがこの車両はHOTのみ記載。 他車では通常COLDもありますが、これは走行してのHOTテストが可能ですよと言う事、必ずHOTにてチェックしましょう。 そして温度が上がると油面も上昇しますので、通常走行でHOTの真ん中の少し上あたりにしておくと良いと思います。
最後はリアブレーキをメンテして完了です。
ドラムブレーキは車検などで定期的に開けないとダストも大量になりますよ。