工具屋さんストレートで仕入れていた撥水コーティング剤を忘れていました。
耐久6ヶ月とありますがテストです。
工程を見ると特に乾燥は要らないようです。
成分はフッ化ポリマー。 フッ素の重合体。 要はフッ素でしょうか。
調べると定番のガラコも高い物はフッ素、安価な物はシリコンですね。 良くある洗車機の撥水はこのシリコンです。 確かに表面にシリコンの油膜が出来るので良く弾きます。
では進めていきましょう。
まずはガラスを洗い、ガラスポリッシュで研磨。
研磨剤といっても非常に細かいもので油膜を落とすのが役目です。 綺麗に落ちると水が全く弾きません。
今回のテスト車両はウチのノアです。
取説には1個でフロントガラス1枚分とありますが、流石にもっとイケるでしょう。
代車のバモスも洗って準備。
さてスタートです。
ノアのフロントガラス。
使った感じは、まずパキッと内部の容器を割るんですが、直後表面のフェルトからボタボタボタ。
とりあえずフロントガラスで塗り広げましたがフロント1枚に対して液体の量は相当多いです。
そこから三角窓、ドアミラー、サイドガラスに移行。
サイドでもこの水滴量。
ここからバモスも同じ範囲を施工。
少しヘッドライトにも塗ってみました。
そしてまだいけそうなので水洗いしただけのS15に移行。 フロントガラスとサイドガラス1枚を完了。
シルビアは炎天下作業となりましたが、日陰であればもっと進めたかもですね。
この辺りになると当然液体はギリギリです、それも耐久に影響するのか⁈
最後に分解。 フェルトはかなり強固に接着されています。
内部はガラス容器でした。
では水を掛けてみましょう。
バモスサイド。
バモスフロント。
バモスミラー。
まあ当然弾きます。 後はどれぐらい持つかですね。
あと調べた情報では、
フッ素系は皮膜は強いが水玉の滑りは少し弱いようです。 要は走行風での水飛びですね。
それに比べてシリコン系は皮膜は薄いが滑り、水飛びは良好との事です。
追記
H31.4.17
調べた通り、やはり走行風での水飛びが悪い。
ワイパーが必須です。
今後この上からシリコン系の撥水シャンプーか、通常のガラコなどを掛けてテストしてみます。