最近の記事、子供の靴でも使用したバンドソーです。
ざ、ちゅうごく。
しかしですねー。意外と使えています。
一番は脚が付いている事、立った状態で作業ができると言うのは非常に良い。
私はそれに加えてキャスター化しました。 長物などはバンドソー自体が動いてくれるので使いやすく、本体の置き場所にも気を使いません。これ大事。
少し紹介していきましょう。
電源スイッチ上に物理的に作用するキルスイッチが付いていますが、全く役には立ちません。 キャンセルです。 そもそも切断に掛けて完全放置出来るような子ではありません。 中国ですから。
見えにくいですが赤い所の下に黒いカバーがあります。 これバンドの刃のカバーなんですが切って加工してあります。 なるべく大きな物を切れるようにスペースを拡大しました。
別角度でこんな感じですね。 ギリギリまで切って叩く、これだけであと一歩という所に手が届きます。
そしてそのカバーを留めているボルトを手回し出来る物に交換。 オーバーロードでバンドが中で外れてしまうと開けて掛け直さなければいけません。 何度開けた事か、、
でですね。 調べていて判明したんですが、国産機とかはどうやら駆動のプーリーにゴムが貼り付けてあるようなんです。
ここにバンドの刃が掛かるのですが、
国産 ゴム → バンド(金属)
中国 プーリー(金属) → バンド(金属)
当然、中国はスリップして外れてしまうのでした。
そこでホームセンターでゴム帯を手に入れ接着剤で貼り付け。 それから外れるのが1/10ぐらいに減りましたね。
ドリブン側にも貼り付けようとしましたが、そうするとギリギリバンドが掛からない長さになってしまったので辞めました。 こっちもゴムになれば更に外れにくくなるかもですね。
モーターからの駆動をプーリーに伝えるVベルト。
実測長さは552mm ちなみに速度は最遅にて使っています。
そう言えば最近床にオイル跡があるなと思っていたらココでした。
動力の角度変換にウォームギアが使われていました。 クルマで言う所のデフですね。
長く使っていますが、買ってから一度も開けた事がありませんでした。 真鍮粉まみれ。
綺麗にしてオイル交換しました。 開けた事の無い方は絶対交換です。
そしてこの中国機はコンター的にも使えます。
精度、剛性はイマイチですが、使い方と加工で十分 使用可能レベルと思います。
今でも良き相棒です。 しかし国産機を一度も使った事が無いので比較は必要でしょうね。
ちなみに初めから付いてくるバンドの刃はゴミです。即捨てて下さい。
ウチの刃は確か、バーコのコバルトハイスだったと思います。 刃の山数も種類があるので初めは悩みます。 全然切れないという人はモノタロウで検索。
刃が命です。