エンジン異音にて入庫です。
音質は『ウィーン』
エンジン回転に比例して大きくなります。
そのままでは判別が付かないので、ベルトを外して各プーリーを手で回して確認。
ウォーターポンプが『キコキコ』 違和感を感じます。 漏れは無いですが今回交換となりました。
では進めていきましょう。
まずはオルタネーターを取り外し。
とりあえずサーモスタットから交換します。
ポンプと同時交換が良いと思います。
本丸のウォーターポンプ。
少し狭いかな。
ベルトのテンショナーはこの位置。
このテンショナー、かなり強い。
片手で引きながらベルトを掛ける事が出来なかったのでタイダウンで固定しました。
テンショナーへのアクセスも絶妙なクリアランス。
工具はこんな感じになりました。
あとは冷却水のエア抜きをして完了。
そしてずっと気になっていたバッテリー端子の腐食も処理しておきます。
攻撃性が高いので飛ばさずに掃き取ります。
端子を外すとまだまだあります。
ようやく綺麗になりました。
粉は流水で良く流しましょう。
最後にカーボングリスを塗り完了。
それでですね、 異音の方なんですが、、
ウォーターポンプの音は止まりました。 『は』?
そう。『は』 なんです。
大きな音は収まったんですが、まだ隠れていた音があったようです。 音質はポンプと同じ『ウィーン』
音を調べたところ、オルタネーターからが一番響くので疑われます。 結果、今回はポンプ交換でかなり改善されたのでオルタは見送りとなりました。 発電もしているので以降不具合が出た時に交換ですね。
異音を完全に止めたいところですが、今回は以上です。