いや〜 雨が続きます。
さて、以前からウチのノアで思っていた事なんですが、雨の強い時にバックドアから出られれば濡れないジャン。と。
という事でこのタイミングに考察してみましょう。
はい、バックドアです。
内側はツルンと何もなく、ドアボタンは外側だけです。 ミニバン系は各車そうなっていると思います。
よく見ると下の方に小窓が、
開けるとロックモーターが見えます。
そうそう、開けるのがボタンなのでモーター駆動なのです。
試しにこの小窓から抜いてみましたが、、 無理でした。
内装を浮かして抜き取り。
この本体真ん中辺りの白いレバー見えますか?
これはモーターが故障した時など、いざという時に開ける為の機械的オープン機構です。
なので小窓を開けて棒などでレバーを右に動かせばロックは外れます。
しかしレバーの位置が悪い、しかも毎回棒が必要で誰もが開けられるわけでは無い。 まあ元々そのように設計されているからですが。。
これをいつも使っている嫁でも簡単に開けられるようにしたい。
という事で進めます。 ステンレスワイヤー作戦。
ピンがあったので使いましょう。
ピンを加工してワイヤーを繋げ、
ホースで保護して輪っかにしました。
コレを持って引っ張れば開きます。
が、しかし。
取り付けてみたら引っ張る角度が違い、作動しませんでした。
なかなか難しいですね。
こりゃ〜棒を入れておいて開けるしかないかなぁ。
と考えていましたが、やっぱり簡単に開けられる何かを、、、
思いつきました!
今度は外側レバー作戦。
この金色のステーはマイナスターミナルに付けるアーシングの部品ですね。 思うに色もちょうど良さそう。
支点を作るので位置を割り出します。
ココ。
支点の邪魔となる段差を削り。
支点とするのはM6ボルト。
これを接着のみ! で固定します。 その為ボルトの頭を足付け&溝を入れました。
プラリペアにて接着。 耐久性は分かりませんが、、
支点が可動するギリギリになるようナット締め付け、そしてダブルナットロック。
このように動きます。
レバーは放せば戻ります。
ダブルナットで微調整していたら接着の端が少し浮いてしまったので深めに足付けして追加固定。 これで様子を見るとしましょう。
車体に取り付けするとこんな感じとなります。
作動ok。 小窓から普通に操作可能となりました。
やはり色も分かりやすくて良いですね。
という事で完成。
小窓は工具が無いと外れないのでこのままとなります。
結果なかなか上出来、内装を無加工で進められたのもgoodです。
最後にですが、オープナーが内側に無い理由として安全面があると思います。
内側からでは後方の確認不足によりバックドアが何かにぶつかる可能性が非常に高まります。
そして子供が不用意に開けてしまう可能性も有ります。
機械的なレバーではなく内側にボタンを付ける事も可能ですが、上記を理由に却下しました。
という事で、内側から開ける場合には十分ご注意を。