ダイハツのmaxです。 レッカー入庫しました。
走行中、止まってしまい、再始動不可との事。
入庫後確認すると、完全にバッテリーが上がっています。
まずはバッテリー充電からスタート。 9Ah 入りました。 バッテリー自体は古くも新しくも、って感じでしょうか。
この先不具合があれば交換ですね。
とりあえず充電にてエンジン始動しました。にしても妙にガラガラ音。
気になりオイル量を確認すると、、
ほぼカラです。
ほとんど抜けてきません。 350cc と言ったところでしょうか。
オイルフィルターも交換しておきます。
距離を見ると16万キロ超え。
オイルが燃焼してしまうエンジンに5Wー30は柔らかいので、ウチで一番硬い15Wー50をチョイス。
という事で本題の始動不良診断を進めましょう。
まずはバッテリー電圧と充電量をチェック。
アイドリング、電気負荷OFF
13.59v ー0.4A (この場合の繋ぎ方ではマイナスが発電側になっています)
アクセルON、電気負荷OFF
14.05v ー2.2A
ここまで見ると大丈夫なように見えますが、、
アイドリング、電気負荷ON(エアコン&ヘッドライト)
12.03v 9.5A
アクセルON、電気負荷ON
12.13v 6.9A
はい、ガクッと電圧が落ちましたね。
発電量もマイナスからプラスへ転落。(この場合の表示であり電流計を奥向きにすると+→-になります)
(ちなみにエンジン回転が上がると発電量も上がっているのが分かりますね)
これらから発電機(オルタネーター)の不具合となります。 配線とコネクター類のチェックも必要ですが、距離的にもオルタで決まりでしょうね。
通常発電しなくなると、車内のメーターのバッテリーマークが点灯して異常を知らせますが、今回は微妙に発電していた為に点かなかったようですね。
リビルトのオルタが到着。
交換です。
ちなみに画像中央(ブレーキホースの裏)にあるボディーのベロ⁈ コレを曲げればオルタ出せます。
リビルトを元通りにして完了。
ではアフターの数値を確認しておきましょう。
アイドリング、電気負荷OFF
14.29v ー3.1A
アイドリング、電気負荷ON
14.07v ー2.5A
という事で電圧と電流もバッチリ。
今回はメーター内のチャージランプが点灯していなくても、微妙に発電していないというケースでした。