EG 6 と見せかけての、、EG9 です。
メニューはオイルとフィルター交換。
なんと、、 レベルゲージに全くオイルが付きません。
下から抜いてみると、ある程度は抜けてきたのでカラカラでは無く、警告灯がつく手前だったようです。
セーフ。
しかしそうなってしまう要因も一つあります。
それがコレ。
スピードメーターです。
実は一年以上前からオドが完全不動だったんです。
それから今に至ります。 距離が分からないとオイル交換のタイミングも難しいですよね。
そこで今回は一度分解してみて、やはり駄目であれば中古品を手に入れ交換という流れとします。
まずココまでバラして思う事。 この年式でスピードメーターって電気式なんですね。 てっきりワイヤー式だと思ってました。
裏面の基盤を取り外し。
この横に付いていた物がオド用の駆動モーター。
ケースのロックを破壊してオープン。
ちなみにメーカーはSEIKOとEPSONとありますね。
内部は時計の部品に似てます。 グリスの経年劣化で粘度が高くなっているようにも思います。
そこで今回はシリコンスプレーにて潤滑、そして基盤に挿さる接点部にカーボングリスを塗布して導通を確保しました。
この状態で作動確認を行う為、メーター本体に基盤を直接固定し車体に取付。そこに直接差し込みます。
そして車体をリフトアップしてエンジンスタート、ギアを入れてクラッチを繋ぎタイヤを空転させます。 要は擬似走行ですね。
さて結果は、、
なんと、、
意外にも動きました!
原因は潤滑不良か導通不良ですね。
そうとなればフタの固定を壊していたのでホットボンドにて固定。
実際に全て組み込んで最終テスト。
はい。5速です。
オドメーターを見ると、、
バッチリ動いてます。
今後の耐久性は何とも言えませんが具合は良さそう。 次回不具合が有ればまた考えましょう。中古も同じような状態でしょうからね。