マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

アルファロメオ ジュリエッタ エアコン不良診断

 

f:id:avel8468:20190926192507j:image

ウチでは初ですね。 イタリア車です。

RAZ940  1750i ターボ 6速MT

今回はエアコンが効かないという事で入庫です。

 

まずはグルッと回って見ましょう。

特徴的なフロントグリル。個人的には冷えなさそう。


f:id:avel8468:20190926192516j:image

フロントフェンダーの四ツ葉エンブレム。結構大きいです。 これはたぶんターボモデルの証⁈


f:id:avel8468:20190926192446j:image

リアドアのアウターハンドルがピラー部に。

スッキリしてますね。


f:id:avel8468:20190926192514j:image

使い勝手を犠牲にしてフロントドアハンドルも隠した方がデザイン的に良かったような⁈


f:id:avel8468:20190926192428j:image

バックドア。開け方が分かりませんでした。


f:id:avel8468:20190926192426j:image

もしやと思い、、  エンブレムを押してみました。

エンブレム全体が沈み込んで、、  『ガチャ』

 

開きました。  

 

デザインと機能が合わさっていて面白いですね。

 

 

 

 

さて本題のエアコンにいきましょう。

f:id:avel8468:20190926192437j:image

まずはゲージを取付。


f:id:avel8468:20190926192443j:image

残念ながらゲージ圧力で内部のガス量は分かりません。  ある程度入っていればコンプレッサー非作動時にゲージ内の外気温度で見た時に低高圧が揃います。

 

この場合外気温が25度。低高共に5.5kにならなければいけません。

そこまでにも満たないと言うことは完全にガス漏れと思われます。

一応このガス量でコンプレッサーの作動はしていたので圧縮はOKと判断。

 
f:id:avel8468:20190926192511j:image


f:id:avel8468:20190926192504j:image

エンジンルームから漏れは発見出来ず、アンダーカバーを外します。


f:id:avel8468:20190926192431j:image


f:id:avel8468:20190926192502j:image


f:id:avel8468:20190926192441j:image

うっすらとコンプレッサーからコンデンサー間の高圧ホースに漏れ跡を発見。

 

流れではこの高圧ホースを交換してみて不具合無ければok  って感じで行きたいですね。

 

 

 

 

やはりこの手のクルマの部品は時間が掛かりますね。 1週間ほどでしょうか、到着です。
f:id:avel8468:20190926192450j:image

にしても何だか箱が大きい、、


f:id:avel8468:20190926192448j:image

私が欲しいのはこのホースのパイプ。


f:id:avel8468:20190926192459j:image

何と!  コンプレッサー部分で低圧と一体になっています。

ココが繋がっているとは予想外でした。 


f:id:avel8468:20190926192434j:image

この低圧パイプ。  

エンジン後ろを通る。。

 

結構ヤバ目なオーラを放ってます。


f:id:avel8468:20190926192453j:image

エンジンカバーを外しました。


f:id:avel8468:20190926192456j:image

エンジン背面の低圧パイプの終点はココ。

ちなみに画像右側にブレーキのマスターとタンクが見えますね。 車両は右ハンドルです。

 

f:id:avel8468:20190930095426j:image

ここでフロントバンパーも取り外し。


f:id:avel8468:20190930095353j:image


f:id:avel8468:20190930095418j:image


f:id:avel8468:20190930095414j:image

徐々にエアコンラインが見えてきました。

 


f:id:avel8468:20190930095349j:image

はい。正しく知恵の輪的に抜けました。

所々ホースになっていたのでギリギリセーフ。

まぁ交換を視野に入れたものではなく、単にエンジンの振動をキャンセルするのが目的ですが。

 

無事パイプ交換を完了し、
f:id:avel8468:20190930095403j:image

真空引き&ガスチャージ。

作動と冷えOKです。

 

 

以下は私の気になり目線。
f:id:avel8468:20190930095356j:image

作業で取り外したエアフロ。

右の方に仕切りというか整流というか板が設計されていました。


f:id:avel8468:20190930095431j:image

エアクリからエアフロまではこの曲がり。


f:id:avel8468:20190930095422j:image

エアフロのこの部分に凹みが作られています。

パイプ内の外周を沿ってきた吸気をここで内側に曲げてセンサーに導き、板によってその後の整流をしている?  な感じでしょうか。


f:id:avel8468:20190930095409j:image

こちらは特徴的なフロントグリルの内側。

当然ではありますが、そのカタチ通りの形状。


f:id:avel8468:20190930095420j:image

フロントの足回り。 

構造はストラットで調整箇所は何とタイロッドのみ。


f:id:avel8468:20190930095406j:image

リアも見る限りトー調整しかありません。


f:id:avel8468:20190930095411j:image

アブソーバーの下側がアッパーアームを逃す為か薄くなってます。


f:id:avel8468:20190930095400j:image


f:id:avel8468:20190930095428j:image

構成は面白く、前側の支点からハブをアルミの鋳造で設計。 更にその後方へ伸ばした所にバネの下側がマウントされています。

 

足回りの設計はメーカーそして車種により様々ですね。