マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

ZVW51 プリウス HKS車高調交換 SST製作

 

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51プリウス。   知りませんでした、、

 

50はニッケル水素バッテリー

51はリチウムイオンバッテリ

でした。

ちなみに55は4駆のようですね。

 

 

さて進めましょう。

早速フロントが外れていますが、重量を見てみましょう。

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純正  7.6kg


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HKS 8.2kg


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フロント完了。2本で 1.2kg の重量増でした。

 

 

リアに行きましょう。
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アブソーバー上部を純正と組み替え。取説の通りバンプラバーを1段カット。


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リアも交換完了です。

 

ここからのアライメントは割愛しますが、車高を変化させた場合、ロッド、アーム類の取付ボルトを一度緩め、1G(タイヤが地面に設置し、車重が全て掛かった状態)にしてから締め直すという事をします。

 

アーム類の動き出し0基準をリセットする作業です。  ピロならば関係ありませんが、ブッシュは反発する力が生まれます。

 

車種によってはボルトへのアクセスが困難な場合がありますが、出来れば行っておきたい内容です。


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と説明しましたが、リアのトレーリングアームの前側。 画像の様に部品を一つ介してボディーに取付られており、設定車高時のアーム角度を計り、ボディーからゴソっと外してからブッシュの締め直しをしなくてはならないという構造でした。

 

今回付随作業としては大掛かりなのでココは未実施です。


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フロント左ロアアームボルト、これも締め直しをします。


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左はまだ良いですが、この右側がもうギリギリ。

ボルト下のメンバーが飛び出て無ければメガネでアクセス出来るんですが無理。

 

そこでボックスを使用するとオイルフィルターに当たる。  しかし、角度を何とか上手く合わせてアクセス出来ました。 本当ならばボックスを少しスライスしなければいけませんでした。

 

 

ここからはフロントのストラット交換のポイントとSSTです。
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トヨタの他車種でも使われているストラット下部の22mmボルト。  コレが緩まないという人も多いのでは⁈  ないでしょうか。

 

締め付けトルクが27kg/㎠  なので無理もありません。 以前アルファードにて、ウチのインパクトレンチ大も玉砕されました。

 

しかしこんな事もあろうかと、新たな相棒を入手してあるのです。

 

上の画像の、

3/4  ロングハンドル  &  3/4  22mm ソケット

右の1/2スピンナーハンドルが1/4に見えますね。

これにて簡単に緩みました。  おすすめです。

 


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そしてこちらはフロントストラットの上側ボルトへのアクセス。  通常はワイパーやらガラスのモールやらその他をゴッソリ外さないといけません。(私は未作業)

 

しかし今回はワイパーを上で固定して、その下のカウルを持ち上げ、そこの隙間からボルトにアクセスする方法で進めてみました。

 

すると左側3本は何とか緩んだ。  これは右もイケるな。

 

 

、、なんて言うのは甘くてですね。  右の2本は緩んだんですが、どうしても一番右の1本だけがアクセス出来ません。  上の画像では分かりづらいですが、、

 

 

しかし、私は諦めません。
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3/8ショートの14mmソケットを犠牲にし、ステン棒とで溶接します。


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そして完成し、見事アクセスに成功しました!


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出来上がりはこんな感じ。

ここまで削ってようやくギリなのです。

 

皆さんも機会が有れば是非⁈  一度トライしてみて下さい。