マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

ZRR80 エスクァィア ルーフカメラ取付

 

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非常に覚えにくい。

エクスワイヤ?

エスくわいや?

えすくあいや?

 

正解は、エスクァィア。   でした。


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車両はまだ3000km未満の新車ですね。

さらりと見渡すと、

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サブディスプレイにアナログ時計。

これは良いですね。


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ウチには70がありますが、レイアウトは同じで、エアコンパネルのデザインが変わっています。


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そしてスタートボタン下にはボタンがズラリ。

右上に『スロープ』ボタンがあるので、、


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福祉車両であります。


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車椅子スペースはサードシート部分だけかと思ったら、セカンドシート左もありませんでした。(サードシートは跳ね上げで付いています)

 

 

 

さて本題の作業内容です。

 

今回のオーダーは、車椅子に斜め上方を向いて座っているので外の景色が全く見えない。 その為カメラ&モニターを設置出来ないか?

 

という業者様からの御相談でした。

 

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そこで今回はバックカメラキットを使ってみる事に決定。 まずは一番安価なコースでお試しです。  

物はトラック用のワイヤレスタイプをチョイスしました。

 

では取付です。


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ルーフの内装を外していくので結構バラバラになっていきます。


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ルーフ内装全てを外す訳ではなく、2/3程にとどめて隙間からアクセス。


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事前にマーキングして頂いた箇所に穴あけ。

新車・中古車に関わらず、内装に穴は気が引けます。元には戻りませんからね。

 

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という事で内装上に当て板を作って入れて取付完了。

にしてもモニター側のベースがペラペラです。


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内装外しに際して、このアシストグリップに少々手こずりました。 構造は単純だったんですが、樹脂の部品が抜けない抜けない。もう少し爪の形状を考えた方が良いですね。 しかし本当にボルト・ビスを極力使わない設計になってきましたね。


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ちなみにこちらはシートベルトの支点の取付部、ここは可動部分なので以前だとワッシャーやら何やら色々挟まっていましたが、こちらも簡素化。 コレ1本でOKになってました。

 

さてカメラ側に行きましょう。
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キットの台座では小さいのでアルミ板で大きくしました。


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つや消し黒に塗り、裏面にはカッティングシートを貼りました。


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そして取付はいつものマグネット。


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さすがネオジムですね。4個使ってガッチリ。

位置の調整・変更・穴あけレスの為の仕様です。


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給電して画像映りました。 が、映りが悪い。


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アンテナの向きを調整し、なるべく良いところを探りこの向きに決定。

 

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残すはルーフ上のハーネスの処理。

ハーネスを延長してメッシュを被せ、助手席ドアからそのウエストゴムに差し入れて下まで進み、下部の薄いポイントから車内に引き込みました。

これにより見た目も最小限、取り外し時の復元性、防水面も問題ありません。


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最後にカメラからドア入口までのハーネスの固定方法を考えました。

これにもやはりマグネット。 小さ目の物をチョイス。


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部材としては、穴を開けた所に差し込んでタイラップの固定ベースとする部品があるのでそれを加工。

その挿さる部分を削り落とし、


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エポキシにて磁石を接着。


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ポンチでカッティングシートを打ち抜き、


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傷防止でマグネット裏に貼り付けて完成。


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固定には3個使用してバッチリ。 ハーネス自体もルーフから少し浮いているので擦れもok。

 

 

 

作業後の評価としてはどうしても画像がイマイチ。

バックカメラを使うという発想は良かったと思うんですが、、

今後の方針としてはカメラのみを他の画質の良い物に交換してみる? でしょうか。その場合信号線は有線にて要追加となります。

 

とりあえずは今まで見えなかった物が見えるようになったという事で今回は終了です。