マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

RPS13 180SX エアコン不具合診断 コンプレッサー&エキパン交換

 

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度々入庫する180です。  現役通勤車で走行距離は20万kmを超えました。

少し前からエアコン不調の話はありましたが、他の作業などで後回しとなっていました。

 

症状は、30分程走ると冷風が温くなる時がある。

 

車両は以前にリキッドタンク、高圧ホースを交換済み。

社外のオイルクーラーをコンデンサー前に装着、熱的にも厳しいのでs14の様にラジエター後ろに電動ファンを追加してあります。

 

実際に確認出来たのは入庫時の1回のみ、30分以上の試運転というのも現実的ではありません。

 

 

他作業を完了して再度確認すると、入庫時は動いていたコンプレッサーのマグネットスイッチが動いていない。  棒で突つくと動き出す。

 

このマグネットは以前私が交換した中古品です。

交換距離は覚えていませんが、まぁそれなりに持った方でしょう。 ココがしっかり動かなければ始まりませんので、今回リビルトコンプに交換です。


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ガスを回収し、コンプレッサーを交換。

 

 

ここで考えましたが、、
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せっかくガスも抜いたので、エバポレーターも外す事にしました。


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アクセスはグローブボックスを外せばスグ。

構造上真っ先に外れます。 逆を言えばその他を外す場合にはまずエバポを外す必要があるという事になります。


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エバポレーターの部屋が取れました。


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バラすとこんな感じです。


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年式的にフィルター設定は無いので20万km分の汚れですね。


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それらを出来るだけ洗浄しました。 しかしエバポのコアは厚みがかなりあるのでフィンの中を完全に綺麗にするのは難しいですね。

 

汚れ自体がホコリや繊維状なので、排水口などに使うパイプユニッシュを考えましたが、アルカリで不具合が出ても困るのでやめました。


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キレイになった後は、ストレートのニュー工具、アルミフィン起こし専用ピンセットで修正。なかなか良い。


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そしてようやくエキスパンションバルブの交換。

最近の車とは形状が全く異なります。


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と、ところが問題発生。

 

エキパンとアルミパイプのナットがカジっていて外れません。というか緩みません。

 

これはさすがに無理と思い、部品屋さんにエバポ本体の値段を聞きました。

 

 

¥40000 。

 

 

厳しいですね。 

 

 

エバポ交換も視野に入れた格闘の末、、

(潤滑剤、バーナー、緩めては締め、、)

 

 

外す事に成功!

 

新品取付も何とか締め込めました。


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思いもよらぬトラップです。


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無事リカバー後、エバは部屋へ帰って行きました。


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冷媒の量は年式相応、700〜800gと意外に多いです。


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真空引き&ガスチャージして完了。

今後も様子見チェックよろしくです。