マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

ポルシェ 987 ボクスターS ヘッドライトスチーマー

 

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ヘッドライトの施工です。


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現状はそこまで酷く無く白ボケ。

 

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こんな感じで透かすと、

 

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具合が分かりますね。

 

 

 

では進めていきましょう。
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白ボケという事は純正のハードコートが残っている可能性が高い。 そこで240番でゴシゴシ、ゴシゴシ、どうやらコートは無さそうです。

 
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ちなみに前回スチーマーを掛けたステップワゴンの後に気が付いたんですが、 耐水ペーパーをこの様に人差し指で挟んで持っているようで、、


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人差し指の爪が、、 削れて無くなっていました。

 

何故今回だけ⁈      

 

どうやらその原因は100番の耐水ペーパーだったようです。 という事でしばらく粗いペーパーを使う予定はありませんが 手袋を着用しています。

 
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下地研磨完了。


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ハードコート有無の確認に240番を使った所だけ順番に、その他は600番から1500番までクロスで掛かっています。

 

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えいっ。


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以上で施工完了。

 

としたい所ですが、、


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良く見ると、、


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ペーパー傷が確認出来ます。

 

ん〜、どうもいつもと具合が違う。

通常だと表面が綺麗に溶け伸びると言うか、溶けた所は本当に綺麗な面になるんです。 それが何故か今回は細かいペーパー目が残る&オーロラマークが見える(つまりは表面に非常に細かな傷があるという事になる)

 

考えるに、

①無いと判断したがハードコートが表面に存在している? →  確かに白ボケしていて黄変は無かった。

240番でそれなりに削ったが、もしや更に厚く残っているのか?

 

②ポルシェが採用しているポリカーボネートの素材自体が通常の国産車とは違う?

 

今回の感覚的には①

 

↓  進みましょう


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ハードコートの確認の為に、1箇所を100番でゴシゴシ。  

 

 

 

ゴシゴシ。。  

 

 

 

ゴシゴシ。。。

 

 

 

 

 

ん〜

 

 

 

 

 

非常に意外ですけど、、    

 

 

 

コート層ありません。

 

 


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無いとなればどうしようもないので、下処理を続けていきます。

 

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2回目の下地作りは1500番の後に2000番を追加。


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同じくクロス掛けして完了。

 

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そして脱脂処理をして、


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2回目のスチーマー。


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どうです?


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これでようやく、

 


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完せ、、


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、、


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これまた納得がいかないので再トライ。 良く見ると薄いスジがあるんです、、

 

 

 

 

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そこで今回の下地はスポンジベースで2000番を、掛け方は円運動にてペーパー目が深く入らないようにしました。

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3回目のスチーマー。


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そうしてようやく納得のいく状態となったのでした。

 

 

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ちなみに良く見たらコレ、KOITO製でした。

予想ではポルシェなどの国外用はポリカ樹脂の配合を変えているように思われます。 アウトバーンなどがあり、日本とは速度域が違う為? 少し硬めなのでは? 実際にスチーマーでペーパー目が消えづらいという事は対溶剤性も高いという事であり、同じ物では無いのです。

 

いろいろやっていくと面白いですね。