少し前の作業ですが、ウチでは珍しいジムニーです。 そうか、普通車タイプはシエラって言うんですね。
今回はダウンでは無くリフトアップとなります。
現車は、
リア社外ホイール。
フロント純正。 フロントはノーマル車高では当たってしまうようです。
なかなかのオーバーフェンダー、これが純正って有りですね。
では進めて行きましょう。
交換はハイブリッジファーストの3インチキット、持込であります。
ん〜 見慣れない部品ですね。
何とバネはそれぞれ長さが違う!
一般には考えられませんが、この世界では常識のようです。(純正バネ自体も長さが違いました)
まずはリアから、
アームを外しましたが、
キットの方が少し重くなっています。
この手のリフトアップは重量が上がっても重心が下がった方が良いでしょうね。
3インチも上がるとこの辺りの長さと角度の変更が重要そうです。
ハイトセンサーのアダプター。
50mmの、
バンプラバーアダプター。
10mmのプロペラシャフトアダプター。
ブレーキラインも要交換。
それぞれで長さが違いますね。
バネとショックの純正比較。
減衰は14段です。
ターンバックルロッドはグリスアップの指示が書いてありましたカジリ防止に塗っておきましょう。
リア完成。
フロントへ行きましょう。
こんな、
ところも交換していきます。
純正バンプラバーも、
ロングタイプに交換。
ちなみに70番は、
1番硬い物ですね。
結構進みました。
あと少しでしょうか。
ブリーザーホースもしっかりと長い物が用意されています。
これはスタビのアダプター。20mmです。
そして今回発見したのがこのボルト(純正)。
ブレーキのバンジョーボルトなんですが、
最近ではこんな形状になっているようです。
昔の穴の開いた物よりもスマートで作用もなるほどと思います。 同時にコストも低いでしょうね。
交換作業を完了し少しタイヤをチェック。
高さの純正比は50mm。
双方での実質車高変化は25mm。
と出たところで交換後をグルリと見ましょう。
だいぶ変わりましたね。
挿し色も入って賑やかであります。
さて最後にヘッドライトの光軸調整をしておきます。
先程測った25mm分の板をフロントタイヤに噛ませて調整。
ハイ。
ロー。
okです。
現状フロントの見た目はアレなんですが、
バッチリ上がりましたね。
試運転しましたが、こう言った車両はリフトアップした方が断然乗りやすい! タイヤが大きくなっているのもありますが、ドンドン、バタバタという突き上げが無くなります。
見た目、そして乗り心地も良いとは。
程度はあるにしろローダウン車もこうあるべきと思います。