え〜、新品のコアサポートとフロントクロスメンバーです。
交換はこのチェイサー。
事故では無いんですが、、
ボンネットが閉まってこの状態。
どうやらクロスメンバーにジャッキを掛けてしまい、上まで突き上げた模様。
普通ならばコアサポートを曲げ直しての修正で良い気が(サポートには無交換の証の番号も入っていますし、、)しますが、、 交換して下さいとの事で、、 交換です。
なかなか時間が取れませんでしたが年末に着手。
まずはエアコンガスの回収。
そう言えば1Jのエアコン低圧カプラーはスロットル下、、 なんですが社外のフューエルレギュレーターが付いている為、ただでさえアクセスし難いところアクセス不可! こうなると方法はバッテリーを外してのスペース確保しかありません。
こんな所にレギュレーターを付けたのは、、
私でした。
ラジエターと見比べるとコアサポート上がってますね〜。
同じくクロスメンバーも、、
ちなみにこのエアコンコンデンサーですが、
「サブクールシステム」と呼ばれるモノ。
よく見るとレシーバー又はリキッドタンクと呼ばれる筒が配管中に無くなっており、コンデンサーの横にマウント、コンデンサーの入出口はクロスフローだった物から、上から入り→リキッドタンク→コンデンサーの下部でまた冷やしながら戻ってくるターンフローとなっています。
今回詳しい内容を調べてみましたが、従来に比べてなかなかのシステム!
従来式リキッドタンク出口は液冷媒と共にガス冷媒も一緒に混入しやすいようで、その対策として冷媒を+150g 追加しなければいけない。 フムフム。
そしてサブクール式ではリキッドタンク出口がまた冷却部なので確実に液化出来る! ナルホド。
その為、サブクールで+50〜100g 冷媒を多く入れなければならないが、従来と比べると100gは冷媒を減らす事が出来る。 しかもそれでいて冷房性能も上がってしまうという素晴らしい内容でした。
よって冷却性能を従来とイコールとするならば、動力損失も低減出来る。
いや〜にしても良く考えればコレ、平成初期の技術なんですよね〜。 知っている人は知っている。知らない人は永遠に知らない的な⁈
さて脱線したところで鈑金に戻りましょう。
スポットを揉んで取り外し。
こんな感じで外れております。
仮合わせ。
半自動にて溶接。
溶接部を錆転換処理。
この先端も外して、
溶接部の裏側も、
錆処理しておきます。
全体的にこの中央の様なプラグ溶接となれば良いのですが、、 なかなか難しいです。
コアサポ部は外注先で塗り予定なので錆処理のみ。
メンバー側はラッカー(ツヤ消しブラック)にて塗りました。
最後に気付きましたがボンネットキャッチの固定部分のナットが溶接されていない、、 あらら、
今回は裏ナットで行きましょう。
という事で一通り完了です、
途中確認はしていませんでしたがフェンダーとボンネットのチリもバッチリでした。
あとは年始に鈑金屋さんへ旅立ってもらいましょう。 あとインタークーラーは面倒だったので塩ビ管を挿してあるだけです、積載での移動時は御注意下さい。 あ〜Dジェトロなので抜けても動いちゃいますね。抜けてのゴミ吸いにも気を付けて下さい。
ちなみにコアサポのエアコンステッカー。
これも発注しましたが表記が変わっています。
前述のサブクールである事が新しいステッカーには記載されていますね。
という事でまだ完成ではありませんが殆ど終わってるので以上です。