マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

天井に柱を固定する & ドリルの研磨について

 

f:id:avel8468:20200103191704j:image

かなり前から計画していた事ですが、旋盤の頭上に梁を通したいと。

 

本当ならばH鋼が良いんでしょうが増築時に余っていた柱を使います。 ステーも溶接されていて取ろうかとも思いましたが運ぶにも具合が良い。よって残す事にしました。

 

こんな感じで少しずつ上げて行きます。

 

 

流れとしては、

①  天井のH鋼2本への固定を予定(それぞれ4ヶ所M16固定)、旋盤頭上を位置出ししてH鋼へマーキング。

 

②柱の先端を4ヶ所穴開け、H鋼の8ヶ所穴開け(壁側のH鋼はドリルが入らず2ヶ所となった)

 

 

 

前回はここまで。

 

 

 

③この状態で一度仮合わせ。 壁側の2ヶ所にボルトを通して手前のH鋼へ位置出し密着&H鋼の穴からマジックで穴位置トレース。

 

④もう一度柱を下ろしてトレースした4ヶ所を穴開け(こうしないと間違いなく穴位置がズレて後々面倒。柱を上げ下ろしする方がまだマシとの判断です)

 

⑤エッジを面取、そして錆の部分を転換処理してから本付け。

 


f:id:avel8468:20200103191652j:image

ボルトは見事に入ります。 厚みと状況的にリューターで微調整は厳しいですからね。

 

ちなみに柱はH鋼に対して直角ではありません。

裏側への入り易さ⁈  から若干ですが旋盤は並行に置かれていないのです。

それもあり穴位置を決め打ちするのは困難なのです。

 

あと手前側のボルト通しには画像の様に棒にボルトをくっ付けて、柱内部の下からアクセスしました。

 

 

f:id:avel8468:20200103191655j:image
という事で梁の据付け完了です。

 

 

 

 

最後に今回思ったドリルの研ぎについて、
f:id:avel8468:20200103191644j:image

研磨はなかなか難しい。


f:id:avel8468:20200103191707j:image

コレを見て頂きたい。

私の研いだ物ですが今までこんな感じでした。

 

f:id:avel8468:20200103195844j:image

しかし、(子供のお絵かき先生を借りました)このラインが斜めに落ち過ぎている。

こうなっていると食い込みは良いんですが、

 

①穴が多角形になる。

②穴の貫通時に食って止まってしまう。

③あと耐久性も落ちるでしょうね。

 

これらに気付いてきました。

 

f:id:avel8468:20200103195858j:image

しかしこの様に左側が上がってしまっていてはNG。

 

f:id:avel8468:20200103195908j:image

若干の左下がりが理想ですね。


f:id:avel8468:20200103191701j:image

あと先端ですが、シンニングの重要性。

 

f:id:avel8468:20200103195950j:image

この状態から、

 

f:id:avel8468:20200103200632j:image

こういった具合でシンニングを入れてセンターを尖らせる。 大事なのはどこから見ても先端が尖っている事。

 

下穴が開いていれば別ですが、大き目のドリルでも一発で行くのであれば、

 

①先端の尖り具合により、初期のセンタリング。

②そして先端付近の切削力が初期、そして掘り進んで行く過程でも重要となる。

 

それらがシンニングによるセンター出し&先端の切れ刃作りである。 今まではセンター出しの意味合いで軽くしか考えていなかった。

 

当然であるが小径ドリルほどシンニングは重要となる。

 

 

まぁここからは何ミリまで目で見えるのか?

 

という問題になりますね。