さて、テスト溶接を経て必要部品に進みましょう。
少し説明すると、これはTIG溶接機の部品です。
TIGトーチとアルゴンガスを接続する物で、
通常ここからガスを導入。
なのですが、新しく仕入れた軽量&柔軟TIGホースのフィッティングがガス供給と同じだったのでこちらをTIGホース、そして大きい方をガス供給という風に入れ替える為の変換アダプターを作ろうとなった訳です。
その為にホームセンターを探すと、エアコン用のジョイントで良い物が見付かりました。
表題の真鍮ですね。
この大と小をくっ付ければガス供給口の完成のはず。
溶接の前にまずは下準備。
ココと、
ココですね。
ミニ旋盤でまずはガスホースフィッティングとの当たり面を加工します。
画像は暴れてしまった失敗です、この後修正しました。
今度は反対にして加工。
大の穴に圧入出来る様に外径を調整して、
打ち込みました。
こうする事により、付き合わせ溶接よりも強度もあり、裏側のガスシールドも気にしなくて良い。 という考えです。
さて溶接に移りましょう。
もう一度テスト溶接。
交・直のMIX溶接でやはり具合良し。光ってます。
電流を調整して溶かしました。
多分大丈夫でしょう。
今回、自作の溶接棒は使いませんでした。
溶接機に接続するとこんな感じです。
今までのホースと比較するとだいぶ違います。
重量は相当軽く、こんなにクルリと曲がります。
そうそう、溶接&接続部のガス漏れチェックも大丈夫でした。
しかしですね、ここまで来てホース先端のトーチとのフィッティングのネジが一般的な物と合わず、、
ココも何とかしないとまだ使えませんね。