ウォーターインレットパイプです。
素材はアルミの鋳物。 今回このパイプを切断し角度を変えて溶接します。
その理由とは↓
トラストのフルタービンキットのウエストゲート本体に、ラジエターロアホースが接触している為です。 ゴムホースと耐熱処理がしてありましたが、、
剥がすとこの通り。 やはり接触しております。
キットのエキマニで何故こうなってしまうのか?
意味不明ですね。
ちなみに耐熱具合はこんな感じでして、
ギリギリシリコンまで到達、、 してます。
が、今回は再使用です。
さて、まずは本題のインレットをカット。
バンドソーによるカット動画はコチラ↓
https://www.instagram.com/tv/CBjy5igg4sW/?igshid=sjuuosg5ik7x
そして角度を付けてカットしているので、クルリと回すとこんな感じに。
現物で位置合わせしてマーキング後に面取り。
素材が鋳物なので厚みはありますね。
早速溶接しましたが、どうやら洗浄が甘かったか?
思ったように綺麗には行きません。
鋳物だからかもしれませんが巣が立つ感じで、どうも水漏れしそうな雰囲気で、怪しい所は重ねて溶かしました。
流石に漏れのチェックをせずに取付はリスクがあるので要気密テストです。
しかし形状が特殊な為、方法に悩みました。
まぁ、今回しか使わないだろうし簡易的なモノとしたい。
そこでパイプ側は要らないホースを折ってバイス留め。
そしてサーモ側は、、 サーモスタット自体をフタとして使い、ジグルバルブからエアーを入れてチェックしました。
予想に反して漏れテストは合格。
後は内部の段付きをリューターで処理して完了。
取り付けるとパイプはこんな角度に、
ホースは若干しなりますが問題無いレベル。
こうして指4本分のスペースを確保出来ました。