今回エキマニクラックで排気漏れしたとの連絡がありましたが、現車を見ると結構な音量、、
もう取り外されていますが、、
メインの原因はこの社外触媒の後方パイプの全周クラックでした。
メーカーはトラスト。
触媒入口には整流板が付いています。
エキマニ出口と触媒に角度が付いている為ですね。
さてパイプが全て外れてしまっていると、まずは位置出しが必要です。 普通に合わせただけでは離れてしまう事、そしてメンバーの上側でアクセス＆確認がし辛いので、タイダウンにて引っ張り密着させました。
マーキングをして溶接。
溶接棒を盛り強度を確保します。
触媒は完成かと思ったら、、 前側に小さいクラックを発見。
クラックは小さいですが、こちらも全周溶接しました。
そう、重量を計り忘れたんですが触媒自体が若干重くてですね、やはり振動と共に攻撃性有りと思われます。
取り付けるとこんな角度になっております。
さてこちらはエキマニ。
メーカーは同じくトラストでした。
残念ながらエキマニにも小さいクラックが、、
見えますか？
エキマニを取り外し、
全周溶接。 棒で指している所にもクラックがありました。
溶接が完了して中を覗くと、パイプの段差が何とも、、
少しですがリューターで角を落としておきました。
エキマニ入口にはカーボンが固着。
こちらもリューターで落としました。
入口部分はパイプの内側からも溶接されていたのでモノは良さそうに思います。全体的に強度もありますし、集合部の後ろのパイプ以外は悪くはありません。
そう、エキマニを外すにはラジエターのロアコアサポートを外す必要があります。
スペース上抜けません。
取り付けるとこうなります。
溶接３ヶ所で完了となりました。
オーナーさんからは『昔よりも静かです』ってコメントだったので、結構前からクラック入って排気漏れしていた可能性は大ですね。
