「グリーンリーフ」 わたしは昨年までその存在を知りませんでした。
レタスといえば「サニーレタス」ぐらいです。 昨年序盤に初めてサニーレタスの種をまきましたが、しっかりと育ち収穫することが出来ました。
しかし食べ進めていくと特有の苦味が気になってきまして、嫁からグリーンリーフを教えてもらいました。 そこで種を買いに行き、夏前に栽培チャレンジです。
昨年2度目に蒔いたのは11月頃だったでしょうか。 冬に向かっていくのでどうかと思いましたが、外のプランターで芽を出してくれました。 しかしその後寒くなってきた為に全く育たなくなり最終室内に避難しておりました。 これらから植物には日照センサーと温度センサーがちゃんと備わっているんだなと感心します。
成長に合わせて、始めは一つだったプランターから植え替え。そして最近になりプランターの縁までも無かった背丈がゆっくりですが大きくなってきました。 これも気温がようやく上がってきたからですね。 こう見ていると植物は、夜間の温度が低すぎると完全に成長を止める事が分かります。
という事で、外の畑への引っ越し作業です。
と、こちらはですね。 室内組の先輩でして、冬の間ビニールも一切無しで過ごした強者であります。 やはりこちらも葉の成長が止まり、葉が小さく密集していたところ、最近暖かくなり動き出したようです。
下の方の弱った葉をむしると、茎はしっかりと太くなっているのが確認出来ます。
ちなみに冬前には7個ならんでいましたが、越冬後は4個になっていました。
そして下の葉が無くなると、何となくカット後のプードルを連想してしまう。私。
では草取して畝を作り、植え替えです。
小さくても根はこの様にしっかりと伸びていました。
植え替えを完了すると、思ったより多く3列になってしまいました。
こうして自分の手で野菜を作るようになって初めて分かる事の多さ。 やはり考えて行う事の重要性が良く分かります。 どちらか片方だけでは駄目なんです。
・全てに時があると言うように、グリーンリーフの種も暖かくなってから蒔くか、温室を作って蒔く方が正解だった。
・作る量も家庭菜園の自家消費では一度には無理があるので、少量ずつ時期をずらして蒔くのが最適であった。
という事が後から判明。 しかし失敗と経験は無駄ではないという事も確か。
ついでに以下は先輩の成長記録です。
芽を出すと、それは本当に小さく、初めは雑草の芽なのか判別もつきません。
畑へ移住。 風が吹くとゆらゆらと揺れる程弱い。
カラカラに土が乾燥していても、それぞれの周りは湿っています。小さくてもしっかりと水分を保持している事が分かります。
順調に成長していますが、手前から2番目に紫の友達が増えました。
なんとですね、前回作ったサニーレタスの場所に、雑草に交じって育っているのを発見し植え替えたんです。草取をしていたので危うく刈り取られるところでした。
思えばサニーレタスは、最後まで育てて種を取ろうと思っていたところ、母に抜かれてしまっていた事、そして種を畑に直まきではまだ一度も芽を出せていない事から、これには大変驚きました。そしてその素性からか、しっかりと越冬勝者組でもありますね。
成長は目で見て分かる。 私達もその成長を外に出さなければならない。
ちなみに一番奥の小さいのは一つだけ小松菜です。 しかし畝が低く、雨でやられてしまいました。この時、畝の重要性を再確認した次第です。
最後に収穫風景です。一つだけのサニーレタスが良い色のアクセントとなっています。
しかしこうして見ると全盛時は7個でも結構な量でして、今回それが32個ぐらいになってしまったのでどうなることか。。 楽しみです。 はい。