長年愛用のシェーバー。 フィリップスのRQ1160です。
型番は今知りましたが、どうやら2012年製で9年程経つようで、不具合も起きて当然ですね。
もちろん電池はリチウムイオンで一回も交換していません。まあ交換出来るようにはなっていませんが、、
こちらは以前に加工したスイッチ部。
押している間通電する物を在庫で探した結果これしかありませんでした。
少し厚みがあり、尚且つ裏側もスペースを取るのでちょうど良い所にホットボンドで固定しました。 内部基盤のエラーにより充電系統が機能しなくなった為、充電を直繋ぎ、基盤上のスイッチをキャンセルする為にも必要でした。
このスイッチを実際使ってみると、意外にも本体を握りやすく、以前よりも使いやすい。 そして離せばストップ。私はこちらの方が好みでした。
全体を分解するとこのようになります。
といったところで今回の故障ですが、リチウムイオンバッテリーの劣化により電池がすぐに無くなってしまう事、そしてその後に充電器のアダプター部が無反応となりました。
という事でバッテリー交換すれば良いわけですが、充電式のライトで、このように簡単に電池が取り外せる物がありまして、、
今回は交換ついでにもっと大きな容量の物に変えてしまおうと考えました。
2000mAhってかなりの大きさですよね。これで新品時よりも飛躍的に耐久時間が延びるはず。
しかし問題としてはそのスペースです。
そして電池横の充電ピンは残さねばなりません。
このあたり結構凝った作りでして、
それもこのような充電スタンドに対応させる為なんですね。
さて、進めましょうか。
普通には全く入らない大きさです。
その為。 カットです。
もうギリギリですね。
余裕がありません。
基盤はさようなら。黒い方も充電用のプレートだけを使います。
曲げ直してなんとか行けそうですね。
レイアウトが決まったので電池に直接ハンダ付け。
モーター、スイッチ、充電プレートを結線。
内容的にはこれだけで作動します。
後はホットボンドで配線の固定と充電プレートの絶縁をしておきます。
その後、組んでいき完成です。 が、、
やはり電池が大きかったようで若干閉まり切らず、、 でした。
しかし作動はバッチリ。 充電端子とも導通OKでした。
こちらは壊れた充電アダプター。 よく見ると出力15vなんですね。
交換前の電池も同じ3.7vだったので、基盤で変換していたようです。
以降はとりあえず電池を拝借したライト自体を充電器の接続先として使用する予定であります。
追記 2021.6.12
遂に載せ替えた電池残量がLOWとなりました。
前回作業したのは実質4月5日で、それから毎日、朝と夜の2回使うようにして電池テストしていましたが、なかなか無くならない。
結局2ヵ月以上、無充電で使えていました。
青いライトの残量計で1メモリ、これで3.3Vあたりと思います。
USBでフル充電。
ちなみにこの電池単体は¥900ぐらい
専用充電器は¥1200ぐらい
電池付き充電出来るライトが¥2200ぐらい
と言う事でライトごと新たに買ってきた次第であります。
追記 2021.10.10
ようやく充電となりました。 あれから4ヵ月程⁈ です。