まずは本題の「霊について」の続きです。
昨日、私たちの内なる「霊の存在」について書きましたが、どう感じられますか?
これは紛れもない事実です。
では今回、その「霊」についてもう少し考えていきましょう。
あなたの中で「善悪の葛藤」は起きますか?
この経験の無い人はまずいないはずです。 何故180度真逆の考えが脳内を行き来するのか? それは「肉」と「霊」が同居しているからに他なりません。
「肉」は肉の為にしたいようにする、逆に「霊」は霊のしたいようにしたい。
つまりはそう言う事です。 共にお互いの望む事は苦痛でしかないのです。
そもそも我々は自分の「霊」の存在を全く知らずに生きて来たので、ほぼ「肉」の声に聞きしたがって生きています。「欲」に「怠惰」、これらは「肉」から来るものです。
昨日、友人Yの話で出て来た「黒く見える人」というのはつまり、「肉」のみで生きており、「肉」に溺れている状態という事です。
この「肉」の声のみに従い続けると、人は「悪」になっていくと言えます。
・全ての欲求を満たしたい。
・働かず、遊んで暮らしたい。
・好きなだけ食べて飲みたい。
・金持ちになりたい。
・欲しいモノを手に入れたい。
・自分が利益を得られれば良い。
・怒り
・暴力
・嘘
・不安
・悩み
・心配 など。
では「霊」はと言うと、これら全てが必要ありません。と言うか毒です。 本来「霊」が好むモノとは、善、清さ、真実、愛、希望、勤勉、賢さ、などと言えます。
この対極である「肉」と「霊」が同居する、正にこれが「善悪の葛藤」の正体と言えます。
さて、2台目のスロットルコンピューター です。
この車両は先日書きました、エンジンオイル漏れのマークⅡになります。
こちらはメーター内に警告灯が点灯した状態でして、実際の作業はこちらが先、昨日のチェイサー分は後日作業となっています。
コンデンサーの漏れ具合ですが、「C21」のマイナス側から流れ出た跡があります。
結構酷いです。「C30」あたりも漏れが見えますね。
では交換していきましょう。
コンデンサーはオーナーさんの持込です。
純正コンデンサーを書き出しておきます。8個です。
コンデンサーは足が短い方、本体フィルムの白帯側が「ー」。基盤のマークはこの通りです。
なんとか外れましたが、足が抜けず苦戦しました。
はんだごてをどれだけ当てても熱が上手く伝わらないのか、全く抜けない所がありました。 そういった場合のポイントは「先にはんだを追加で盛っておく」、こうする事であら不思議、スルリと抜けてきました。
打ち替え完了です。
今回コンデンサーの足が挿さっている、基盤のスルーホールが上手く貫通出来なかったので、こういったピンの先端を細く加工してSSTとしました。
交換前の拡大画像がありましたが、結構ヤラれてましたね。
という事で打ち替えを完了し、車両に取付ましたが、、
エラーは消えず。。
という事は、原因はコンデンサー本体だけではない。という事ですね。
そこで、もう一度外してチェック。
すると、、
指の箇所で断線が確認できました。 電解コンデンサーの液漏れにより、基盤表面が侵食され、内部の銅プリントまで達しての断線でした。 液漏れスグではこうはならないので、かなり以前から漏れていたように思われます。
この基盤内断線の対処法ですが、この様な直配線「ジャンプワイヤー」しかありません。
一番細い線がこれでした。
そして確認を進めていくと、断線がもう1ヵ所。最終的にはこうなりました。
ちなみに、基盤損傷部表面を良く見ても、
こうなってしまうと、
何処から何処へ繋がっているのか、
判断が難しく、別の車両の正常品にて正規の導通を確認しながら進めました。
各部の導通と、この状態での車両テストでエラーが出ない事を確認してから、ホットボンドにて固定しました。
今回基盤が正常な物があり助かりました。
こうして警告灯は無事消えました。
あとスロットルコンピューターの取付場所ですが、
助手席グローブボックスを外した、左奥となります。