マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

引っ張りタイヤ ビート上げ バランス調整の話 「レジ袋有料化には万引きを増加させる効果しかなかった事が発覚」

まずは本題の「RAPT理論+α」です。

rapt-plusalpha.com

そう言えば「レジ袋」をあまり見掛けなくなりましたが、真相が発覚しました。

 

小泉進次郎の回答:

「不便極まりないのは申し訳ないなと。レジ袋を全部無くしたところで、プラスチックごみの問題は解決しません

それが目的ではありません

この有料化をきっかけに、なぜプラスチック素材が世界中の問題となって取り組まれているのか、そこに問題意識を持って一人ひとりが始められる行動につなげてもらいたい。

是非ご理解いただけるように引き続き努力をしたい」

? レジ袋が全部無くなっても環境問題は変わらないそうです。

そしてそれが目的では無い??  いやいや、そう言ってお前が決定したんだろ?

 

 

小泉環境大臣 「レジ袋有料化を決めたのは僕では無い 私が大臣なる前に経産大臣、環境大臣で決めた事ならその中で如何に前向きに進めるか」

何? 僕じゃない? トップの大臣が責任転嫁はまずいだろ。賛成で無かったんならその時点で廃案にしろよ。

 

 

国連環境計画が2018年に発表した「SINGLE-USE PLASTICS : A Roadmap for Sustainability」の中では、下記のように言及されています。

「日本はプラスチック袋を禁止していないにもかかわらず、非常に高度な廃棄物管理システムと国民の高い意識によって、環境中の使い捨てプラスチックの漏出が相対的に抑止されています」

日本は「レジ袋有料化」以前から、環境中への廃プラスチック問題は優秀な状態だったようです。

 

そして「レジ袋有料化」以降、万引きが極端に増加しているとの事、、

 

いくら耳障りの良い事を言ったとしても、これが真実です。

 

 

 

 

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ではタイヤです。

タイヤ交換の御依頼を頂きました。


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ホイールは、15インチの9J

タイヤは、185/45


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すると当然こうなります。


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ホイールはワークの「エクイップ03」

2本は新品、2本は組換です。


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オフセットがかなりのマイナス方向の為か、元々の形状なのか、この部分が斜めになっているのも隙間が大きくなる要因です。


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ホイールによっては、この部分が真っ直ぐな物もあり、そういった形状の方がビートは上がりやすくなりますね。

 

さて、当然この状態ではビートは上がりません。

チーター(大量の空気を一気に放出するタンク)を使っても✖

・ドーナツ状のゴムの輪っかを入れても✖

・パーツクリーナーで爆発→やりたくない✖


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という事で、正攻法である「木」を挟んでみました。

丁度良い長さにカットした物を、油圧で広げて挟み込み、これによりビートを広げる方向にクセ付けしようという考えです。 ちなみにこのNS2のサイドウォールはかなりの硬さでした。


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こんな感じで数日放置。 もしくは8Jあたりのホイールがあるならば、先にそちらに組んでクセ付けが理想です。


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そして数日後、ようやくビードが上がりました。 と言ってもチーターは必須です。

実際、木を外してみると「1㎝」程しか変化が無く、正直ダメっぽいと思いましたが、意外にも上げる事が出来ました。

 

そこで今回思ったのは、タイヤの温度。 組んだ時はちょうど直射日光に当てていたので、タイヤはかなりの温度、手でサイドウォールを引っ張ると少し動かせる状態でした。 これも結構効果があったのでは。


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なので天気が悪ければ、最悪ドライヤーで熱を入れるのもありかもです。

 

と、ここまで来ましたが、適正幅のタイヤを履かせるのが正解でして、そうするとこのような戦いも初めから無いのです。


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最後にバランスの話ですが、私は古いウェイトを初めに剥がしません。

まず一度回してみてから、計測結果に対して邪魔するようであれば剥がします。

 

なので逆に正しい方向に付いていた場合は、画像の様に追加して完了となるわけです。

そして元々貼られていたウェイトが正しい位置で、尚且つ重すぎる場合は少しずつ剥がします。 上手く行くとそれだけでバランスが取れてしまいます。

 

結論、さっき外したほぼ同じ場所にまた貼るという行為が、私には無駄に思えてならないのでした。 そういう事もあってか、バランス調整中は100%ガムテープ固定で回します。 最終的に重さと位置が確定した段階にならなければ貼り付けません。

 

それは、ウチのバランサーが(中華製)、初めの指示通り貼り付けても完全に「0」になることが滅多にない為でもあります。 その為、バランスの取りにくいホイールは重さと位置を微調整して何度も回す事が私には普通です。

 

例えば再測定で、「5g」追加の指示が、既に仮付けしたウェイト位置から90度ズレた所に出たとしましょう。 そうした場合その指示された場所にあなたは「5g」を貼りますか? 

 

たしかにそれでもバランスは取れるでしょう。 

 

しかし、仮付けしてあったウェイトを、追加指示の出た方向へ少し(5~30mm)ずらしてテストしてみて下さい。 これだけでバランスは「0」になります。 という事は追加で貼った単独の「5g」は無駄であり、高速域で剥がれるリスクを生じさせる結果ともなってしまうのです。

 

ちなみに今回のような極端なマイナスオフセットは、外側ウェイトが内リムと非常に近い為、双方にウェイト変化の影響が出てしまい、なかなか重量と位置が定まりませんでした。

 

余談ですが、ウチの中華製バランサーで調整したタイヤホイールを、スナップオンの最新デモ機(新型センサー搭載)で回してもらう機会があったんですが、

 

 

予想に反して、、

 

 

「5g」

 

 

え、、  もっと大きくズレてると思ったのに、、

昔ながらのホイールバランサーの構造は、意外にもシンプルで高精度のようです。

スナップオンのデモ担当者さんもこれなら十分使える精度です。との事でした。