まずは本題の「RAPT理論+α」です。
京都府内の選挙区から出馬した複数の自民党国会議員が、総額1億円を超える選挙買収を行っていたことが明らかになりました。
京都府連に勤務していた自民党元職員らもこの事実を認めており、「国政選挙が行われるたびに、京都府連は、『引継書』に記されているような買収と隠蔽工作に手を染めてきました。衆院選・参院選の候補者が用意したお金を府連が一度預かり、その後、府連が府議と市議に渡す形をとります。1人につき50万円という金額も間違いありません」と証言しています。
2019年までの国政選挙で、総額1億円を超える金が買収のために使われたとみられ、昨年10月の衆院選でも、金が配られたとの証言が得られているとのことです。
通常「マネーロンダリング」と言うと、犯罪などで得たお金を足が付かない状態、つまりは「資金洗浄」を意味する事だと思っていましたが、今回それを「選挙買収」に利用していたと言う事が明るみに出、そんな使い方があったのかと感心します。
しかし、こうして京都が暴かれましたが、全国的に同じ手法を用いて来たのでは? と誰もが疑う所です。 これまではリークされなかった悪事が、全て白日の元にさらけ出され、厳正に裁かれる事を祈ります。
ではパジェロミニです。
先日バッテリーが上がってしまったと連絡を受けて出張してきました。 バッテリー自体は古くは無く、交換後まだ1年以内で弱ってはいますが完全上がりでは無い状態。 試しにキーを回すと、当然スターターからは電圧が足りずカチカチ音がします。
そこで持参したブースターパックを繋ぐと無事エンジン始動が出来ました。 やはりバッテリーが原因であり、多分発電していないだろうと予想するも、、 バッチリ発電している。 そこでとりあえずバッテリーを充電しようという事で車両をお預かりしましたが、、 どうもエンジンの掛かりが悪く、しまいにはバッテリーが上がりスターターが回らなくなってしまいました。
さて、これらの原因とは何なのか? 考えられるのは、、
①バッテリー自体の不良。
②エンジンの掛かりが悪い事によるバッテリー上がり。
③スターターモーターの不良。
まずスターターですが、回転は鈍いですが回らないと言う事は無く、14vを入力するとその分早くなるが、やはり掛かりは悪い。 ちなみにスターターまでの配線は大丈夫と思われるが、取付場所が悪すぎてしっかりとしたアクセスは厳しい状態。
やはり原因は②だろうか、、
この辺りの診断が非常に難しい、、
しかし、エンジンをアイドリングにて完全暖気後にキーオフからすぐさまスタートした時にスターターが回らない時があり、これにより③番の、、
「スターターモーター不良」と最終判断しました。
その判断内容としては、しっかりと発電されている事は確認していますので、アイドリング状態の14vからスグのリスタートでスターターが回せないはずは無いので、①は無し。 そして完全暖気後であり、冷機時よりもフリクションも低く掛かりやすい状況である事から②も無し。 で結果③。
さて、と言う事でリビルトスターターに交換となりました。
、、にしても、、 狭い。 見えている下側ボルトですらボックスは入りません。
そして上側のボルトに至っては見えもしない。 その後方にはヒーターホースが2本、配線、、
当然工具も入らないのですが、上から覗くと何とかアクセス出来そうな予感。
結果インテーク周りの脱着で、
アクセスに成功しました。
サービスマニュアルにはこう言った記載は一切無く、代わりにスターター前方のインマニ固定ステーを外せと指示がありましたが、外さなくても抜けました。
はい、こうして無事取り出す事が出来ましたが、ここまで難航すると安易に単体テストは出来ませんね。 そして単体で通電させると、やはり回転が重い。 対してリビルト品は「キュイーン」っと軽快でした。
ここから組み戻してのテストも無事OK。 部品が完全に死んでいれば簡単ですが、今回のように微妙な状態の不具合と言うのは確証を得るまでが難しいですね。
ちなみにリビルトではコア返却が基本ですが、今回は珍しく不要だったようです。
理由は、コアが豊富にある。 需要が少ない。 のどちらかですが、やはり後者でしょうか。