まずは本題の「RAPT理論+α」です。
自民党は5日、「緊急事態条項」の条文案の作成などに向け、新たなワーキングチームを立ち上げました。
自民党は憲法改正原案について、秋の臨時国会への提出を目指していますが、立憲民主党などが反発しているため、現時点で憲法審査会の閉会中審査を行うメドは立っていません。
自民党の改憲派勢力は、「国民主権・基本的人権・平和主義、この三つをなくさなければ本当の自主憲法にはならない」などと語っていることから、憲法が改正された場合、国民の人権が剥奪され、緊急事態条項の創設によって総理大臣の権限がこれまで以上に大きくなり、戦前の日本に逆戻りしかねないと懸念されています。
現在の日本政府、そして政治家は、この日本をまさに「中国」のようにしようと必死です。
侵略工作を進めるスパイ、悪人全てが裁かれ、完全に滅び去る事を祈ります。
◯岸田内閣、3月中に『緊急事態条項』の条文案をまとめる方針を示す 維新・国民民主が合意 独裁制を敷き、国民から『基本的人権』を剥奪する狙い
◯【緊急事態条項】地方自治法改正案を閣議決定 大規模災害や感染症のまん延などの非常時に国が自治体へ必要な指示ができる指示権の発動を認める
◯【カナダ連邦裁判所】トルドー政権がコロナワクチン接種義務化反対デモ鎮圧のため『緊急事態法』を発動したことは『不法かつ違憲』と判断
ではクラッチ交換の続きです。
ミッション&クラッチの取り外し、そして汚れの洗浄まで完了したので、今回はオイルシールから進めましょう。
まずミッションのフロントシールは、このレリーズベアリングの支持となるスリーブの奥にあります。 そこで外してみると、、
固定部が割れていました。 実際この割れだけであれば溶接補修も可能なのですが、
加えてベアリングの摺動部が擦り減って段付きになっており、追加発注で交換としました。 ちなみにこのスリーブの取付が割れてしまった原因ですが、この車両のフライホイールが通常の1枚モノでは無く、衝撃を吸収する2枚構造となっている為、その部分のガタ増大によって芯が振ってしまった事によります。
ではオイルシールに戻りますが、スリーブを外すとその奥に。
そしてここまで奥まっていると通常のプーラーは使えないので、今回はシール側面に穴を開け、そこにビスを打ち込む事で取り外しました。
次はクランクのリアシールですが、交換は普通です。
ただ意外だったのが、この部分にプレートが挟まれており、ここからエンジンの回転信号をピックアップしていた事。 本当にメーカーが違えばいろいろです。
では取り外したクラッチ類を見て行きますが、これが問題の2重構造フライホイール。 新品は多少の動きですが、取り外し品はガタガタでした。
そしてフライホイール表面はパシパシにクラックが入っていてまさに交換時期。
代わりにカバー側の削れはそこまでではありません。
ここからは試しにレーザークリーナーを当ててみますが、この程度であればサッと綺麗になりますね。
そしてディスクのフェーシングもこの通り。
フライホイールも綺麗になります。
と言う事で新品のカバーとフライホイールの当たり面を、レーザークリーナーで脱脂処置して当たり出し加工としました。 この後全てを組み戻して作業は完了です。
ちなみに取り外したディスク厚は「7.4mm」でした。
その後納車時に、オーナーさんがクラッチペダルを踏んだフィーリングの違いに驚いていましたが、ペダルの踏力が劇的に軽くなり、ミートポイントも奥へと移動。 異音と振動も綺麗に消えました。
と、ここで終わろうと思ったのですが、このレリーズフォークを溶接強化した事を忘れていましたので御紹介。
見るとこのレリーズベアリングが取り付く箇所が一番肉抜きされており、明らかに強度が低い事が分かります。 今回クラックなどはありませんでしたが、ノーマルクラッチでも割れる事があるそうです。 そしてベアリングが当たっていた所が若干削れている具合を見ると、確かに嫌な予感はします。
ちなみにこのレリーズベアリングの土台は、、 なんとプラスチックで、画像のように既にクラックが入っていました。 ただ、このあたりは振ってしまったフライホイールの影響が考えられるので、通常使用であれば問題ないのかもしれません。
では早速補強していきましょう。
方法としては干渉しない横側面に、3mm角のプレートを点付け溶接。
その後塗装しますが、その前にレーザークリーナーにて表面処置。 レーザーは本当に面白いのですが、溶接の焼け、つまり「酸化被膜」を簡単に除去する事が出来ます。 薄板であればレーザーの熱で焼け、その焼けをレーザーで取る。 なんて事も可能なんです。
そしてこんな複雑な形状でもしっかりと除去出来るので、実に強い見方なのでした。