マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

GRB EJ20 エキマニ交換

 

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GRB インプレッサ のエキマニ交換です。

何度となく溶接や耐熱パテにて補修していましたが、集合部の排気漏れはもう限界。 今回新品交換となりました。

 

タービンはGT2、マルシェさんのキット。

エキマニはHKSですね。

 

しかしHKSのEJ20は廃盤? との事。

 

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しかし更に、現車のエキマニはEJ25用らしい。との情報が、、   そしてEJ20用よりも安い!

 

到着後確認すると、、   見事ピンポンでした。

 

シリンダーヘッドとエキマニ間のガスケットはHKSに付属してきましたが、ベースが薄いステン板一枚でシール部を厚めに作った物。対して純正は薄いステン板を何枚か多板で使用した物。

 

見比べた結果、純正新品を使いました。値段も片方¥500ぐらいですし。

 

 

 

 

気づいたら、、2枚しか写真撮ってなかったです。はい。

 

 

やはりHKSのエキマニは素材が悪く割れやすいようなので、温度が上がってしまうバンテージは今回ナシとしました。

 

 

交換後ですが、アイドリングも静かになり雑味が消えました。  そこまでの変化は期待していませんでしたが、走りが全域で向上しました。  発進時のエンストするかも感が少なくなったり、高回転での音がめっちゃ澄んでたり。やはりエンジンから出てすぐの漏れは、小さくても影響が大きい!  という事を再認識です。

 

 

 

 

③ E92 ヘッドライトスチーマー サイドウィンカー

 

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今回はE92でテストです。


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結構劣化しています。


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前回は600番から削りましたが、今回は240番からスタートです。

240.320.400.600.800.1200.1500.2000と進みました。


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完成。

 

 

 


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サイドのウィンカーも黄ばんでいたので一緒に処理します。


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ペーパー掛け。


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完成。

 

 

 

ヘッドライトスチーマーは、ジクロロメタンという有機溶剤を40度以上に加熱して蒸気にし、ポリカーボネート表面を溶かし処理するものです。


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意図的に蒸発拡散させるので有機溶剤用のマスクは必要です。  そしてこのような作業を見掛けたら近づかない方が良いと思います。

 

注意として、皮膚または目に接触すると炎症を引き起こす。蒸気を大量に吸引すると麻酔作用があり、中枢神経系を抑制する。慢性毒性として肝機能障害があるそうです。

施工する作業者の方はお気を付け下さい。

 

 

 


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今回は先端を細くしてみましたが、液垂れ防止のティッシュが先端まで来ていなかった為、

 

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液垂れしてしまいました。 それと荒いペーパー目が残っていましたのでリトライです。


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600番からスタート。


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600.800.1000.1500.2000


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今回先端は太く。

完成しましたが、液垂れ跡が極うっすらと、表面が綺麗にツルンとならないところなど、課題は残ります。  ペーパー掛けもそうですが、蒸気側も腕がいると思います。  

 

でも普通に見たら綺麗でしょうね。やっぱり。

今後この上にガラスコーティングも試していきます。

 

 

ちなみにですが、、

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気になってテールランプにも試してみました。


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ペーパー掛けが甘いのと、蒸気の残りが少なかった事もありますが、イマイチ。  結構ムラになります。 ポリカじゃないのもあると思いますが、テールはクリア塗装が良いでしょう。

 

 

 

② S15 ヘッドライトスチーマー

 

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2台目はウチの在庫車 S15 でテスト。


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とりあえず左側の、
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ハイビームの光量チェックです。


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H  15200cd


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施工後。  左側のみ白ボケしました。 重ねて施工したからか? 内側の曇りか? また以後テストします。


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右側は、


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透明感ありますね。


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光量は、


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H  44100cd

 


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右側は、


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白ボケしてます、


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光が当たると良くわかりますね。


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H 32600cd

 

やはり光量の復活具合はスゴイです。

 

 

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今回はノズルを太く長くに変更してみました。


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感じ的には細い方が良いように思います。

 

改善点

・液垂れ防止に先端にティッシュを巻く。

・ノズル内径を太くした。

 

① JB7 ヘッドライトスチーマー

 

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ヘッドライトスチーマー導入しました。

代車のJB7でテストです。


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レンズtoレンズ越しでは向こう側は見えません。


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ペーパーにて研磨。2000番あたりまで掛けました。


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スチーマー後。 透明感はバッチリ戻りますね。


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交換したLEDバルブもクッキリ。


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レンズtoレンズ越しに向こう側が見えます。


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失敗点は液垂れしてしまった事。


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こちらもです。


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とりあえずこれで完成とします。

 

 

H4 LEDヘッドライトバルブ テスター比較

 

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工具屋さんストレートで販売されているH4 LEDバルブ  13-500  です。  試しに仕入れてみたので今回はテスターにて比較したいと思います。


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まずは純正ハロゲン。


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ハイビーム(以下H)  41800cd(カンデラ)


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ロービーム(以下R)  


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LED出始め頃に買ってイマイチだったバルブ。


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LEDが上面のみ、、


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H  3900cd


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R  モヤっとしてます。


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今回のストレートバルブ。  LEDが左右の二面で、ロービーム部は下側カバーが着いてます。


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色も白で良いです。


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H  20600cd


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R  見事なカットラインが出てます。

 

ちなみにウチのような古いヘッドライトテスターは、HIDやLEDのような白または青みがかった色は苦手のようで、認識せず光度数値が低く出るそうです。  基本、赤やオレンジ系に反応との事。

 

規定では2灯式ハイビームの光量は1灯で15000cd以上。  これは車検通りますね〜。

 

という事で、使えそうですよ 伊○君!

値段は¥10000です。


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別件でヘッドライトスチーマーにて施工しましたので、光量をチェックです。


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H  23000cd     2400cdの向上。


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R  あとローの光量はハイビーム基点のままですので無視して下さい。

 

 

ZVW30 プリウス 車検

 

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なんと、当店で初となるプリウスの車検です。

私の周りには、ことごとくハイブリッドな人がいないのです。笑

 

距離は8万超え、巷のウワサ通り、タイヤ以外はオイルもパットもライフが長そうです。

 

では見ていきましょう。

上のフロントスモールバルブ切れ。 見積時は片方でしたが、両方切れてました。


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こちらはナンバー灯。 片方切れですが両方交換です。


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意外にもスペア積んでるんですね。  てっきり修理キットかと思いました。

しかしタイヤのエアーは 0  でした。 もしもの時にガッカリしますので、2年に一度は入れたいですね。


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スペアタイヤ上の工具セット。  上手い具合にデザインされてます。


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エンジンのエアフィルター。  目が細かいです。  交換歴は分かりませんが酷くもありません。 今回はエアブローしました。


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フロントスタビリンク 右 。 上側ブーツ破れは、


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社外品にて交換。


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左はまだ細かい亀裂だったので、シーラー補強。


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それと完全に破れてはいませんが、フロントロアアームのジョイントブーツも左右交換します。

 

ところが、ドラシャ下のスペースが無さ過ぎていつもの工具が入りません。  そのまま工具屋さんへ走り、叩き込むタイプを手に入れてきました。 


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叩き込むタイプは100%ブーツが破れます。 まあ交換なので大丈夫ですが。


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今回思い付きました。 このリングでの固定タイプは、上のように割りピンなどの輪っかを利用するとgoodでした。


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ちなみにアルミナックルへのボールジョイントは、鉄のカラーを介して装着されています。


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こちらはフロントブレーキ。 通常はパットの残り溝しか見ないので今まで手付かずでしょう。

 

このタイプのキャリパーは横にスライドします。 というよりも動かなければいけません。

しかしスライドピンは手では動かないレベル。 抜いてグリスアップし可動するようになりました。


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ピンが固着すると、外側のパットが早減りします。 上の画像は左に比べ右(外)側が1mm少。

にしても8万km でも減らないですね。


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下が外側パット。  センターの溝がパットカスで埋まっています。

 

今回、内外のパットを入れ替えました。


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こちらはリア。 同じくピン固着。


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パットも片減り。  ですがこちらはパットセンサーの有無で入れ替えはしていません。


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フロントナンバーボルト交換。

錆跡はなかなか取れません。  見つけたら早目に処置しましょう。


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アブソーバーダストブーツ、劣化破れ。 カットしてポイ。


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フロントハブセンター錆処理。


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リアハブセンター錆処理。


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これらは錆処理後の画像がありませんが、一通り進めました。


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最後に、交換歴が無かったエアコンフィルターを活性炭入りに交換して完了です。

 

 

今後はヘッドライト表面の劣化が進んでますので、早目に対処すればまだまだ乗り続けられますね。

 

 

HA1W 3B20 アイ 白煙モクモク 車上バルブステムシール交換

 

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いきなりですがバルブステムシールです。

先日、車上作業用に作った工具はこの車両の為です。

 

まずは経緯から。

 

マフラーから白煙が出るとの事。話では10分程走行すると消えるらしい。 ちなみに14万km超えターボ車です。

 

入庫後の現車確認ではかなり多めの白煙。

そしてボソボソと失火する時も。

 

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プラグを確認すると3本共オイルでベッタリ。

コンプレッサー側のホースを外して、この時点でタービンの可能性を除外しました。

 


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プラグを清掃して始動。1番のみ濡れています。

 

その後、圧縮測定。


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1番  →  14k


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2番  →  11.5k


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3番  →  11.5k

 

(後で調べたら 基準は 10.8k  でした)

 

以上から、1番シリンダーへのオイル漏れが多い。  まずは酷いオイル下がりと判断。

 

という訳で車上整備となったのです。

 

では作業を進めていきましょう。


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エンジンは後方に傾いています。


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カバーを外し、


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タイミングチェーンなので、テンショナーをロック。  


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カムを外してタペットを、


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順番通りに保管。


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他の部品も即梱包します。


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ヘッドカバーはチェーン周辺に汚れの堆積が見えます。

 


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さて、ようやく本題の準備が整いました。


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新品のステムシールです。


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こちらはプラグ穴からエアーを入れるもの。


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内部にムシが入っています。


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自作SSTにてバラす事が出来ました。


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狭い排気側用に切断したバルブステム外し。

現状握りの力が弱くなってしまったのでロックプライヤーで締め付け。


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下になる排気側は結構カーボン付着。

 

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ステムシールもスラッジが溜まり、ゴムも硬めです。

 

長期間オイル交換を怠るとオイル漏れしやすくなります。  その原因としてカーボンスラッジがシールゴムを硬化させてしまうのです。  


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下側、特に左側はターボがあるのでスペースがありません。

 

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バルブコッターは弾かれて飛んでいく事があります。  バラした人は必ず一度は経験してますね。

もしコッターが鉄では無く磁石にクっ付かなかったら、、    恐ろしです。

 

 

 

さて、なんとか無事交換出来ました。

 

 

 

 

症状はどうなのか?

 

 

 

 

キュキュキュ   ブゥ〜ン        モクモク

 

残留オイル分を考慮して観察、、   が、 中々収まりません。

 

 

エンジンを切ってプラグチェック。  ベタベタです。

 

以上でバルブステムシールが主原因では無いということになります。

 

 

 

もう一度考えましょう。

 

 

①ステムシール、つまりはオイル下がりでは無い。

②圧縮がある事からオイル上がりでも無い。

③ターボでも無い。

④プラグが濡れている。

 

とすると、残るは吸気側からの流入

吸気とエンジン内を結ぶ物は?→ ブローバイ。

 

 

 

 

そこにPCVというワンウェイバルブがあります。

 

 

 

試しにホースを抜いてみると、、

 

 

かなりの時間が掛かりますが、段々と白煙が減っていきます。       原因はコレですね。

 

 

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上がPCVバルブ、下がそのパッキン。


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新品の中には弁がありますが、


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外した物は貫通してました。

これでオイルを吸っていたんです。

 

 

さて、ここでウォーリーを探せならぬPCVバルブを探せ!
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この中に青いPCVバルブが隠れてます。 正解は下。


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この中に青いPCVバルブが隠れてます。  正解は下。


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という訳で、結構厳しい場所にあります。  普通は周りの部品を外してアクセスしそうですが、そのままトライしました。


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そして最難関は、このパッキン。  表がツバになっていて、嵌めるのは簡単ですが抜けるようには出来ていません。  そして長年の使用によりゴムが硬くなり、余計抜けません。  

 

それよりも重要なのがツバが無くなると、エンジン内に落ちて回収不能となってしまう事です。  

 

たかがパッキンですが侮れません。  今回は更にアクセスの悪さがプラスされましたが交換完了です。

 

 

結果、試運転で白煙無くなりました。 少し遠回りとなりましたが良い経験となりました。感謝。