マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

S15 シルビア インタークーラーパイプ抜け

 

全てはコレから始まった。 何がでしょう⁈

 

はい、ウチの15です。 

遡ると数日前にですね、ようやく普通に乗れるレベルになったシルビアでボルトを買いに行ったんです。片道15分ぐらいかな〜。

 

その帰り道、交差点を曲がり踏んだところ(と言ってもノーマルブーストなので0.5ぐらい)

 

バシュっ。      ボボボボっ。

 

あ〜  パイプ抜けたな〜。    とゆうか前オーナーはよく今まで抜けなかったね。

 

 メインの15やそれまでのクルマは皆Dジェトロだったのでパイプが抜けても普通に走れます。しかしこの15はノーマルのLジェトロ、つまりはエアフロ車ですので抜けると走れません。

 

今回パイプ抜けしてすぐに脇の駐車場に逃げ込みましたが甘かった、、  

 

抜けた箇所はインタークーラーとスロットル間の2本のパイプの継目でした。ちょうどバッテリー下。

工具も無かったのでパイプだけ元に戻してブースト掛けずに帰ろうと思ったらウォッシャータンクは邪魔、タイヤは邪魔、     にしても何かおかしい。突っ張って元の位置には戻らない。

 

結果諦めて車内を捜索したところ梱包用のプチプチを発見。これを抜けた所に巻き付けてなんとか帰ってこれました。  にしてもスゴイ黒煙でした、、

 

 

 

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さて、作業の合間をみてリフトアップ。

バンパー、ウォッシャータンクを取り外して??


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どういう事なのか意味が分かりません。

全くパイプの位置が合いません。左右で15cmぐらいでしょうか、ズレてます。

 

ちょうど手で持っているあたりが潰れていたので修正しましたが、どうやらそれでパイプを曲げ多少の帳尻合わせ⁈  をしたようです。


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角度も合いません。

こうして抜けたパイプを戻せなかった訳が判明しました。  そして解決策は切断、溶接加工しかないのでした。

 

 

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斜めにカットし角度変え。カットは3ヶ所としました。


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こんな時の為にベルトグラインダーを導入したのです。 ラフにカットしても面が出ます。

 

 

そしてここで以前から気になっている案件が、、

 

それはパイプ溶接時の治具を作れないか。という事です。  製作にあたり問題点などは、

 

・パイプの場合、同じ位置で回転する必要がある。

・片手で回転片手で舐め付けならば良いですが、アルミは必ず溶接棒を使用するので両手が塞がる。

・パイプが真っ直ぐであれば良いが、今回のように曲がりくねった物の方が多い。

 

この治具製作は別記事でアップします。

 

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という事で、まだまだ要改良ですが完成しました。

溶接が下手なのと使い慣れないのも相まって思ったよりも上手くいきません。


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しかし同じ場所で回転してくれるというのはやはり良いですね。


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こんな感じで完成となりました。

溶接は修行が必要です。


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バッチリ収まりましたよ。

 

 

あと気になってしまいました。
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よくあるホーンの位置です。インタークーラー裏にいました。


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これを脇に移動。配線も作り直し。外気温センサーも移動。 何故かホーンのアース線がバッテリーを通り越してストラットタワー付近のボルトにてアース取り。  全く無意味なのでホーン取付ボルトで最短アースとしました。 無駄な配線や無駄な取り回しは性格上放って置けないのです。

 


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ついでにこの部分をブラックアウト。


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バンパーが変わっているので白いのが目立っていたんです。

 

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今回いろいろとスッキリしました。

 

 

 

 

 

 

アルミ鋳造 タコ焼き

 

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鍋です。家に結構昔からあったんだと思います。キッチン周りの整理により不要品となりました。 この鍋には次なる使命を与えましょう。

 

まずはプラの取っ手をポキリ。


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そして叩いて注ぎ口を作ります。


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鍋は完成。


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要らない蓋も取っ手のプラを外します。


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これもですね~。 家に昔からあったものなんですが、、


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鉄板のたこ焼き器です。 南部鉄器だとは知りませんでした、

玉が少し小さいのと焦げやすいのもあり、ずっと使われていません。

直径は35mmでした。


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次は七輪。


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炭を用意し、


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ファイヤー。 下からエアーを導入してます。

鍋に具材が見えますね。


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今回の具材はですね~。どこの家庭にもある交換したウォーターポンプを更に分解し、


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アルミのみにします。左上のは以前記事にもしたX3のバラストのフタですね。


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では煮込みましょう。 ぐつぐつ。


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初めてですが、すぐには溶けませんね~。


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エアーの流量固定にはマジックバンドを使用。


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先端の方の固定が滑ってしまうので滑り止めを貼ってみました。

次回からはボールコックなどで専用品を作ろうと思います。


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遂に溶け始めました。アルミの融点は確か660度あたり(調べたら660.3度でした)だったと思うので700度は超えているでしょう。


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以前友人と話している時に教えてくれた事の中に、溶融した溶湯中の不純物 酸化物を取り除く作業。 除滓 。(読めませんでしたが 「じょさい」です)

これを促進する為に添加するフラックスがあるとの事。

 

調べるとその一つは塩化カリウムとあります。ならば塩化ナトリウム、つまり食塩で代用出来るのでは? と考えました。 ちなみに別のフラックスですが添加量は0.2~0.4%。アルミ1kg に対して 2~4g でした。


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実際にパラパラしてかき混ぜてみると、滓とアルミが分離しやすいように思います。

多分添加量は少なかったと思うので次回は計って入れてみます。


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頃合いをみて投入。


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完成です。 まずはたこ焼きでテストしてみて正解。 まだまだ奥が深そうです。

 


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ちなみに少し時間が経ってもたこ焼きは 147度。


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たこ焼き器は 303度 あります。 うっかり革手以外で持たないように注意が必要ですよ。

 

今年中にやってみたいと思っていたアルミの鋳造ですが、早々とテストする事が出来ました。 このまま行くと夏になっちゃいそうなので、ぜひまだ寒いこの時期に試したかったのもあります。 次回は早速砂型やりたいですね~。

 

 

 

 

 

W219 CLS 7速ミッション エレクトリックプレート交換

 

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さて、ATFが抜かれています。


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10万km 無交換な感じでしょうか。


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オイルパンにATフィルター。


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マグネットも仕事してますね~。

 

という事で今回はですね、以前からATのエラーが出る度にテスターで消去してダマしダマし延命していたところ、ついにエラーが消せなくなり要修理となってしまいました。

エラー内容は入力回転センサーの異常。試しに基板をバラシてみましたが特に出来るような事はありませんでした。結果ATの電子基板まるごと交換となります。

選択としては中古良品、センサー部のみ外注交換、リビルト品、新品。

となりますが新品を選択しました。一番確実ですからね。ちなみに一般に流通はしてないそうです。


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バルブボディーと基板を外したところです。


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小さい丸2つが入力回転センサーが付くところですね。


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バルブボディーに基板が乗っかっています。


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このシーメンス製の基盤はダメダメのようです。部品の耐久性は難しいですね。


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丸2つがセンサー。


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バルブボディーも綺麗にしていきます。


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シフトのセンサー部のマグネットにも鉄粉がギッシリ。


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綺麗になりましたね。


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発注から時間が掛かりましたが部品到着です。 新品はコンチネンタル製。 数字の 3 が一番新しいバージョンのようです。


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私がバラシて半田付したセンサー裏。


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新品のセンサー裏。


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元通り組んで、


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フルードをドレンから注入。 大体 7.5Ⅼ 。 フルードレベルは50度にて調整。

ちなみに、はじめ60度まで上げてドレン締め。その後温度を落としてから追加注入してみましたが、この温度差で大体 300cc ぐらいでした。温度が上がると熱膨張で油面も上がるという事です。

 

その後ウチのテスターを繋ぐもエラー。結局DAS べンツ専用テスターをお借りしてきて無事完了となりました。お貸し頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

JB7 ライフ 旋盤 ブレーキローター研磨 他

 

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ウチの代車の JB7 ライフです。 久しぶりに帰ってきました。

去年からベルトに亀裂があったので部品発注はしてありましたが、肝心の車両がスグ旅立ってしまっていたのです。

 

今回少し時間が取れそうなので整備していきます。


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まずはベルトを交換。 パックリ亀裂入ってますね。

見つけたら早目に換えましょう。


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覗いてたらフロントのスタビリンクロッドのブーツが破れているのを発見。

比較的軽症なのもあり、ブーツの内側からシーラーを盛りました。

以前の記事で同型のライフにてリンクロッド交換作業がありましたが、やはり上側がブローします。 なので今回補修して強化した物をそのまま上側に使用します。


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ブーツの固定は純正では金属の螺旋リングなのですが、取付時にブーツへの攻撃性があるので今回はワイヤーロックとしました。


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ツヤ消しブラックにて塗り。 ちなみにこのシーラーは鈑金用なので塗装オーケーなのです。

 

 

 

さて本題です。ここからは以前から気になっていたブレーキローターのスジ。俗に言う見事なレコード盤状態です。

このローターの再研磨を自分でやってみようという事です。

 

ウチにはですね開業前から汎用旋盤があるのです。以前の仕事関係で手放す方がみえて譲って頂いた訳ですが、全くのド素人でして、勉強しながら、、 といった感じです。

 

ローター研磨も何度かトライしましたが、0.01mm単位で振らないようにというのが難しいんです。 つまりは旋盤へ、ローターの取り付け面が振れの無いように取り付け出来れば仕上がりも振れない訳です。いかに取り付けるかです。


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ではまず取り外しましょう。 ホンダのローターはプラスビス2か所で固定しています。 嫌な予感通りインパクトドライバーでも緩みません。


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先がねじれてますよ。

 

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という事でドリルで揉みました。

 


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反対側は、、 折れました。


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そんな時はタガネを食い込ませて緩む方向に叩きます。 あー思えば左側もタガネが良かったですね。 ちなみに折れた工具は硬いのでドリル揉みは無理です。


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なかなかのレコード盤です。


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これ気になってたんですよ~。

 


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そこでですね、以前調べたところ、ブレーキドラムを治具にして研摩しているという記事を見てですね、ちょっと試してみます。


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はい、旋盤に付けてみました。 が、、 なかなか面が出ません。

ローターを直接掴んでいる人はどうやって面を出しているのか私には?です。

このままドラムのホイール取り付け面を一回削ってやれば治具となりますが、使う物なので出来ません。 中古でブレーキドラムを買おうかと思いましたが、思いつきました。

 


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ブレーキローターです。 廃材の100-4穴のローターの裏側を一面削り、裏返してホイール取り付け面を削りました。 これでシッカリと振れの無い治具が出来たという事です。 やはり二枚以上を付け替える、両面を一回の取り付けで削る事などを考えると治具は必要ですね。 ちなみにローター径が大きくなればなるほど取り付け面の振れは先端で大きくなってしまいます。


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このサイズであればチャック側の面もこのまま削れます。


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片側出来ました。


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こちらは平面バイト。


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こちらはチップで削りました。


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そしてパットもガタガタなので、、


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ベルトグラインダーにて研磨。


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ローターのパット当たり面以外を錆処理して耐熱ブラック塗り。

 

最後に車上にて振れの確認。

 

結果はダイヤルゲージで 0.025mm

振れ量は  0.0125mm ですね。

私的には 0.025mm が振れ量という感覚ですね。

とりあえず問題の無いレベルに収める事が出来ました。 2枚目で測りましたが、両面で研削量は 0.79mm  でした。

 

今後も勉強&トライしていきます。

 

 

 

 

 

後編 ZC32S スイフトスポーツ クラッチ ドラシャ マフラー 車検

 

ミッション作業の続きです。

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クランクのリアシール


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ミッションのフロントシール


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ドラシャのインナーシール左右を交換。


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レリーズベアリングですがなんとオペシリンダーと一体になっていました。ウワサには聞いていましたが実物は初めてです。

この段階である事に気が付きました。 それは新品のレリーズベアリングが無いという事に、、

 

えーっとですね。  部品が来た時にオペシリンダーが混じっててですね、これ発注間違えてるよ〜  って返しちゃったんです。

パッと見、インタミシャフトのベアリングがあったんで良しとしちゃったみたいです。

 

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こんな感じです。

 

 


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さて、次の日に部品を戻してもらい交換。

ミッションはまた90度回されてエンジンルームへと帰っていきました。

 


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こちらは中間マフラー。 タイコが切断、ステンパイプが溶接されていますが前側は溶接剥がれてしまい排気漏れ。


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純正の中古をオクにてゲットし交換。


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サーキット用に付いていたマフラーも修正しておきます。  外れた前側をバンドソーにてカット。


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後側は溶接の盛りをグラインダーで削り先に溶接。


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右テールエンド。 この状態で左右均等ですが、、


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前側はここまでズレてしまいます。


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右    こんなズレに、
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左     なってしまいますが、


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この位置で合体とします。


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溶接して完了。

 

 

あとは車検の準備をしていきましょう。
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フロントブレーキパット、外側の方が減ってます。


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リアパットも外側の方が減ってます。

本来ならば内外を入れ替えたいところですが、内側にパットセンサー(センサーと言っても金属板キーキーですが、)がある為不可。

 

自分のクルマならばセンサーカットしてますね。

定期的に見れるならばいらないです。

 

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こちらはキャリパーのスライドピン。 擦れた跡がありますね。  こちらも定期的にグリスアップした方が良いです。 上のようにパットの片減りの一因となります。


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作業中に気になったハブセンターの錆を、


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サビ処理して塗り。

 


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あとはブレーキフルードを交換。


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汚れを吸い取り、


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スーパーDOT4 にて交換。 一緒にクラッチフルードも交換。タンクはブレーキと共用ですね。

スーパーはドライ、ウェット共に沸点が高くなっています。

ペダルタッチも気持ち硬くなるようです。

 

 

 最後にヘッドライト調整をして完了。

 

 

翌日通検に出発する時に何気なくウォッシャーを確認作動したところ、、       ん?    出ない、、

 

 

ははーん。  液が無いのね。  

 

 

しかし、足すも出ません。

 

 

というかポンプの音しません。

 

 

年式的にその辺りは大丈夫だと決め込んでいたのでした。

時間も無いので即確認。

 

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ウォッシャータンクは右前タイヤ前方にありますが、結果プラス電源が来ていない。

ヒューズを見ようとするも取説が見当たらず(最後に気付いたら助手席のカバンの下にいました)

 

そんな時はバッテリープラスから直接ジャンプ。

 

これにて作動。 無事通検完了。

 

 

 

戻り後、ウォッシャーの続き、
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配線図にてヒューズを特定。

運転席足元。


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確認したところ、ヒューズから電源取りの配線を追加加工した物が付いていて、加工時に? 刺さる足が曲がってしまったようです。

これにより導通不良。


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足を曲げ直して作動OK。


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配線図で見ると21番。

取説を見ると場所は同じで23番となっていました。

(配線図はアイドルストップ車となってますね)

 


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あと入庫時にクーラントリザーブがほぼ空。

ホースの隙間からの漏れと思いワイヤーロックしましたが、どうやらホースの一部に穴が開いています。外すのにプライヤーで掴んだような⁈

 

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なのでシリコンホースに交換しました。

 

少し時間が掛かりましたが以上で作業完了です。

  

 

 

 

 

 

 

前編 ZC32S スイフトスポーツ クラッチ ドラシャ マフラー 車検

 

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さて、スイフトの車検他の作業です。


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まずはラリーカーの様な汚れ方なので洗車からスタートしました。


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とりあえずドライブシャフトのアウターブーツが左右共に破れているので交換です。

この少し硬めのタイプのブーツは比較的破れにくい印象がありますが、6万kmでブロー。 ハンドルを切るアウターな事と、1600ccのトルク、あとはバーンナウトとかしてると破れやすそうですね。

 

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はい、摘出です。 ロアアームとナックルは外さなくてもOKでした。


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パックリ、


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内部のグリスもほとんど飛んでます。


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新品ブーツ。


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インナーブーツは再組込します。


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問題はこのサークリップです。インナージョイントの抜け止めに付いているんですが、外すのに一苦労。 

形状を見て納得です。 普通は開いている隙間が漢数字の八のようになっているはずなんですが、共に同方向の斜め。 これでは工具を掛けても片方は引っ掛からず逃げてしまいます。 コストダウンの一環でしょうかね? 

工具を少し削り押し付けながら取りました。グリスとクリップが飛び散るのでご注意ください。


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ドラシャを終わり、インターミディエイトシャフトです。

綺麗に拭いた後ですがグリス漏れでベタベタでした。


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展開図を見たところベアリングの裏側にもシールがありそうなので今回ベアリングも交換しましたが、表側のオイルシールのみ交換で漏れなさそうです。


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シャフト系完了。

 





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結構腹下擦ってますね。


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一つ問題はこの社外補強プレートです。社外が悪いわけではなく、擦りすぎてボルトが外せないんですね~。 そしてプレートが外せないという事はフロントの足廻りが付いているメンバーも緩まないという事です。


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という事でクラッチ交換に進みましょう。現状結構滑ってます。画像は受け入れ時のもの、まだドラシャ付いてます。

 

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はい、摘出。 本来は先のフロントメンバーをズラすか外さないといけない気がします。 デフケースがフロントメンバーに当たってしまうのでミッションを90度回して、デフケースを上に持ち上げて逃がしながら降ろしました。


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新旧クラッチ、共にエクセディーです。


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旧ディスク 総厚 5.32mm


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旧ディスク リベット残り 0.36mm


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新ディスク 総厚 8.24mm

 

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新ディスク リベット残り 1.79mm

 

さて重量も見ていきましょう。
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フライホイールは 7.3kg


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新旧カバーは 3.2kg

 

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旧ディスク 0.9kg


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新ディスクは 0.95kg クラッチの減りは 50gです。

 

ここからはクラッチの組み付けですが、プル式でない通常のプッシュ式はセンターの軸をしっかり出して固定しないといけません。その為の治具から作っていきましょう。 
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寸法の合う端材を見つけたので擦り合わせました。


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こんな感じで刺さります。

 

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バッチリ芯出ました。

 

以降作業は後編へ

 

 

 

 

 

 

VAB WRX リア異音修理

 

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珍しく高年式車です。

思わず インプレッサ  って言いそうですが、WRX だそうです。


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STIですね。


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年式はH28年ですが、初めて見ました。  リアシートベルト警告灯です。見慣れませんね〜。

 

 

さて、本題のリア異音。

詳しくは右リアから、ゆっくり目の速度で出やすく、音質はギシギシといった感じです。


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足を覗くとバネはSTI。  巻き具合があからさまに変えてありますね。


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この細かい方はバネ同士が当たって音が出る為にラバーの音止めが最初から装着されていました。

 

このラバー辺りからの音を疑いスプレーするも変化なし。


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次はバネ、ショック系なのかを判別する為左右を入れ替え。   変化なし。


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外した時に、


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バネ上のラバーと音止めラバーが当たっている跡があったのでどうかと思いましたが違ったようです。


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お次は泥除けのライナーを外しました。


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頂点に当たっている跡がありましたが、、   変化なし。


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トランク周りもバラしていき試運転。


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ハーネスの固定も確認していきますが変化なし。

 

ここまで来て発生源が足廻りなのかボディーなのかの判別も出来ません。

 

 


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そんな中、リアの内装を更にバラしていくと、リアシートの後ろ側に画像の補強プレートが目に留まりました。


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試しにM8のボルトを緩めてみたところ、当たりでした。

プレートがL字になっている為、ボルトは一点を先に締めるのでは無く均等に締めボディーに密着させる事。  どんな部品でもそうですが一点を一気に締めない事ですね。 


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同じく異音の無い左側も締め直し。

これにて異音作業は完了です。

 

 

 

ここからは気になったところをピックアップ。
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内装に使われていたクリップが中々良さそうです。

穴径は7.5mm


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押し込むと、


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綺麗に収まってます。

 


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こちらはトランクのボード。


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良く見たらプラダンでした。裏表に内装材を貼り付け、折れるところは潰して加工してあります。


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そしてトランク内には中から開ける事が出来るレバーが設定されていました。閉じ込められても安心⁈  ですね。

 

 

あとはエクステリアです。

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スバルっぽいです。

矢の羽根や飛行機の尾翼のように真っ直ぐ進む、直進安定。そしてリアウィングへの風の整流が得られそうですね。

S15でも試すと面白そうです。


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リアウィングも良いカタチしてます。

デザインの参考にパチリしました。