さて粗方大きな作業も完了し、残るはキーレスキットの取付となりました。
最近ではアクチュエーター4個セットで¥4000程と、非常にリーズナブル。 その話をしたら是非にと言う事で追加です。
毎度このビニールのブチルにはやられますね。
なるべく綺麗な状態で作業したいのですが、ふとすると至る所にくっ付く厄介な相手です。
今回のロードスターは少し手強そう。その理由はドア内張が真っ平な為、アクチュエーター取付のスペースが難しいのです。
前述の様に内張が平面の為、アクチュエーターを表面に出す訳にはいきません。 ギリギリこんな感じでしょうか。
ちなみに助手席側のこのナットがありませんでした。ガタガタするって言われてたのはこのあたりが原因です。
それと左右共に、
レール部分のプラスチックが破損していました。
それでも何とか動いてくれているので今回はスルー。
そしてここで問題が、
アクチュエーターの取付位置を決めましたが、何とガラスを動かすと画像の白い丸い部品が直撃!
誤算でした。 しかし取付場所はココしか無いのでもう少し考えます。
最終的に微調整を繰り返し、
本当の、
ギリギリに収めました。
ドア開閉のロッドも大丈夫そうに見えて、、
レバーを引くとかなりギリギリでも当たりません。
そしてスペースの関係でアクチュエーターをある意味逆さまに取り付けたので、配線を逆にして作動も逆に。
ちなみにロックロッドとアクチュエーターロッドとの固定は、動き切った所で合わせると最後まで動かないので、アクチュエーターを少し手前の状態にして固定しなければいけません。
と言った感じで、配線類も全て純正ドアハーネス部分を通してあるので非常にスッキリ。 アンサーバックでウィンカーへも配線し作動もOKでした。
一つ気になる事と言えば、作動時の『ガチャ』っという音が少し大きいかな⁈ と言ったぐらいでしょうか。 しかし元々集中ロックも無かった状態から考えると『激変』ですね。
さて、最後の最後に更に追加作業となりました。
こちらはクラッチマスターシリンダーとレリーズシリンダー新品です。
マスターの内側にフルード漏れが見られた為に交換、レリーズ側に漏れはありませんが予防での交換となります。
社外のレリーズ側先端が尖っています。
純正も初めは尖ってたんですかね〜。
タンクが綺麗って最高です。
そして驚いたのは交換してからクラッチを踏んだ時です。 非常にシットリとしていて全く踏み心地が違いました。 例えるならば猫や犬の肉球⁈ みたいな感じとでも言いましょうかね。
これにて全ての作業が完了です。