ペール缶サーバーという物がある。
そのほとんどがブレーキフルードで使われている。
フルードの入替時に内部を見ると、予想した内外挟み込みではなくプレス加工でネジ山が作ってありました。
さて今回はこのペール缶サーバーを作ってみたいと思います。 エンジンオイルの種類も増えたのでどうしようか考えてたんです。
・ペール缶を普通に使うとゴミの混入と、どうしてもオイル汚れがある。
・ペール缶の口に良くある安い注ぎ口を付けると、時間が掛かるのでずっと傾けていないといけない。 そしてその注ぎ口から微妙に漏れてくる。
・コックになっているしっかりした注ぎ口もあるが、プラスチック製で値段も高い。(書いてて思い付きました、以後このコックを金属で作ってみたいですね)
今回は余っていたコック(トラックの燃料タンク用のコックと思われる) をベースに、それに合うボルト、ナット、ワッシャーを準備。
まずはボルトの中心にオイルの通る穴を貫通。
ネジ部の長さも合わせてカット。
ワッシャーの穴もボルト径に合わせて拡大。
ペール缶内側となるボルト頭側の穴をテーパーに処理。
合わせこみは完了。
仮組するとこんな感じです。
本組はペール缶にボルト径の穴を開けて、ワッシャー間にシール剤を塗って挟み込んで潰します。
シール剤の乾燥まで時間を置いてから水でテスト。
漏れも無く普通に使えそうです。
ちなみに蓋は、元々付いていた物の開いた端を適度に折り戻して、カポっと節度が出るようにし、脱着出来るようにしました。
ペール缶をイスにする蓋もありますがシッカリとシールして欲しいのと、このコックには空気穴が無いので代わりに注ぎ口キャップを開ければ良いかなといった理由もあります。