マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

ペール缶 サーバー 自作 加工取付 ②

 

f:id:avel8468:20190326174122j:image

さて、ペール缶サーバーの第二弾。

前回とは違うコックも余っていたので使ってみたいと思います。

 

今回は取り付けネジ部がかなり大きかったので合うネジ類が無く、行きつけのネジ屋さんへGO。

サイズを忘れてしまいましたがテーパーの管用でした。

コックの付くブッシュと、その外側のネジ部に合う物でピックアップ。これで何とかしたい。


f:id:avel8468:20190326174115j:image

左はブッシュ、右は名前が分かりませんがジョイントと呼びましょうか。

 

まずジョイントの鋳物肌端面を旋盤にて平滑に。


f:id:avel8468:20190326174129j:image

そして工具で締め付けできるように4面を平らに削り。


f:id:avel8468:20190326174142j:image

管用テーパーで奥まで締まっていかない為、テーパーを削ってストレートにしました。

 

そしてネジ部を切り直し。

 

実測ではピッチ2.33mm 。 旋盤のギアを計算し、

60ー45     60ー50   何とかいけそう。


f:id:avel8468:20190326174145j:image

ギアを交換して手回しハンドルにてスタート。

しかし何故かピッチが計算と違います、、

 

ん〜。 行き詰まりましたが、、  ここで暴挙に出ます。

 

・ネジ山は既にある程度はある。

・私には手回しハンドル君がついている。

 

という事でギアには頼らずにハンドフリーにて進めます。  つまりはハンドルを左手で回しつつ、右手でピッチ分を『感覚』で回していきます。


f:id:avel8468:20190326174052j:image

お〜、  慣れればそれっぽく削れていきますね。  無理な力が加わればハンドルで分かります。

 

こうしてブッシュの外側は完了。


f:id:avel8468:20190326174101j:image

これは作業途中で作った大径傘アタッチメントです。


f:id:avel8468:20190326174152j:image

4爪チャックを使っていてようやく気が付きました。  こうすれば一瞬で芯が出ると言う事に、、


f:id:avel8468:20190326174105j:image

付属の回転センターでは径が小さいので大きい物は押せません。  そこでガタなくハマるアタッチメントの登場といわけですね。


f:id:avel8468:20190326174125j:image

こちらも勿論廃材。 なんと内径は無加工!  

探せばいつもピッタリの物が見つかります。



f:id:avel8468:20190326174048j:image

こんどはジョイントの加工。  こちらはネジ部が内側となるので難易度アップ。

外側を削り、ネジ部をストレートにし、ネジを切り直しました。  ネジはなんとか奥まで入るようになりました。


f:id:avel8468:20190326174148j:image

ここでリング状に2個切り出し。

突っ切りを全て 手回しハンドルにて行いました。

やはりハンドルでも所々刃が食ってしまうので手回しはかなり有効ですね。


f:id:avel8468:20190326174156j:image

これにて部品が揃いました。

 

右のモンキーは大きい物を掴めるように加工したものです。  口は最後まで閉じませんが普通のモンキーもあるので問題はありません。


f:id:avel8468:20190326174132j:image

追加で、オイルの流れるブッシュの内側も綺麗に削りました。

 


f:id:avel8468:20190326174056j:image

さて取り付けです。


f:id:avel8468:20190326174139j:image

ペール缶にネジを回して入れれるピッタリサイズに穴開け。


f:id:avel8468:20190326174045j:image

双方リングの内側にシール剤を塗布。


f:id:avel8468:20190326174135j:image

乾燥させてから水で漏れテスト。


f:id:avel8468:20190326174118j:image

漏れも無く使用できそうですね。

 

 

第3弾は注ぎ口に取り付けられる金属製コックを考えます。  思えばコレが一番実用的かもしれませんね。  入れ替えの手間が無い。 しかし気になるのはペール缶が横向きになってしまう事。

 

おや⁈  ならば逆さまで使用という手もアリかもですね。