車両はアトレーワゴンですが、営業ナンバーにて登録です。 まずはドラレコ取付から。
どちらかと言うとバックカメラが欲しかったようで、ついでにドラレコも。と言った流れでして、機種はオーナーさんに選んでもらい持ち込んで頂きました。
電源線を直接続の為に危うくカットしそうになりましたが、よくよく見たら12Vではありませんので切ってはいけません。
大きくなってしまいますがシガーソケットを直取りしての接続&配線隠しとなりました。
カメラは前後なのでリアカメラの取付です。
ガーニッシュの
すぐ裏から穴開けして引き込み。
どちらかと言うと、最難関はこのゲート〜ボディー間を繋ぐゴムの中への配線通しでした。 逆に抜き取れる気が全くしません。外す時は何かしらをカットでお願いします。
ちなみにリアゲートにはほぼ内装がありませんが、カメラ配線は一切見えない様に通してあります。
ルームミラー本体〜カメラ間の配線はルーフ内装内を通ってます。
設置後の感想ですが、後ろの画像を大きくして使っていても、一度エンジンを切ってしまうとフロントの画像がメインとなってしまいワザワザ切り替えが必要です。 画面設定が保存出来ると使用目的にはピッタリですが、こう言ったモノは実際使ってみないと分かりませんね。
次はリアシートの撤去作業。
その原因とは → シートを畳んでも段差が出来てしまう事。
やはり配送の仕事で荷台がフラットにならないっていうのは致命的であります。
そこで撤去後にスペースをフラットに出来る様に作り直しです。
木材とL字ステーを組み合わせ、
見える所はブラックオフ。
シートの取付部を利用しての固定なので車体側への加工はありません。
土台完成。
その上にコンパネを切り出し固定。
見事にフラットです。
最後にフェルト生地を打ち付けて、
完成です。
最後はハザードスイッチの移動。
最近では全く見なくなりましたが、ハンドルコラム上のスイッチが流行った⁈ 時期があったように思います。
しかし配送の仕事では1日に100回以上触りますので非常に不便。 そこで押しやすい場所に移動出来ないか? と言った御相談でした。
この場所は確かに使い辛いですが、メーカーの考えとしては、
・ウィンカーの様に頻繁に使う物では無い。
・ウィンカーレバー部と近くする事により配線などのコストダウンを図った。
と言う事ですね。 しかし→ やはり利便性が重視されて淘汰されたようです。
では進めましょう。
実際バラしてみると、、
電気式と思いきや見事な機械式!
ハザードスイッチを押し下げると、指で指している白い突起(左右両側に有り)も押し下げて作動させています。
当然電気式であれば、その配線をカットして延長すれば作動するわけですが、この場合は無理。。
と、諦めかけましたが、
電気的に作り直す事を検討、リレーを3個程使えば出来そうな所まで漕ぎ着けました。
そんな時に何気なくDA62V エブリイ(廃車)のハザードスイッチを抜き取ってみました。
そしてそのスイッチの端子をテスターで調べると、、
前述した3個のリレーと全く同じ作動をしているのを発見!
と言う事は、、 このスイッチ使えばそのまま出来ちゃうのです。
設置場所はメーター右側の3連スイッチ部分。
ウィンカーレバーとワイパーレバーから配線を取り出します。
更にこのスイッチには、スモール点灯時に光る仕様となっていたのでその線も取り出し、
これらによりハザードの作動&スモール時の点灯もOKとなりました。
見た目は少し飛び出していますが非常に押しやすくなり、部品自体も純正なので耐久性も良いかと思います。