前回から間が開きましたが、アライメント作業があったので一緒にテストです。
症状を振り返ると、タイヤの10度切れ角をオートで判別する機能が右側のみ機能しない事です。
コレを復活させるべく以前は、、
内部清掃。
キャリブレーション(校正)。
センサー部の入替。
基盤の入替。
などを行いましたが変化なし。
今回は、前回のアライメント記事の最中に思い付いた、センサーの付いているレンズ部ごと入替してみようという内容です。
これはフロント用ですね。
レンズの真ん中に縦筋が2本、この真ん中と左右で10度ターンを判別しているようです。
この表側のレンズと裏のセンサーとの間に、
上下方向のみの湾曲レンズが接着されていたので、外して洗浄後、組みました。
そして左右を、
入替。
校正してテスト。
変化なし。
続いて後側も左右を入替。
少し気になり、レンズ裏のセンサー中心を微調整しました。
さて、結果は?
残念、変わらずです。
トーセンサーの校正は、実車に装着して行います。
校正するセンサーを前へ、対する後ろは向きが合っているものが使用できます。
例として、
左後センサーを校正する場合、右前に装着、対する右後は右後センサーと左前センサーが使えます。
よく見ているとこの校正時に、左前と右前とに違いがあります。
左前はタイヤの微妙な切れにより 0.05度以内での変化がありますが、右前は 0.23度ぐらい数値が飛ぶのでそのあたりが関係していそうです。
これまでの結果から、左側センサーは前後共に正常。
右前センサーを校正で、対するものを左前センサーとした場合、上の数値飛びは無くなり細かくなりました。
よって右前センサーも正常。
右後センサーの不良と推測されます。
しかし右後の、センサー2種類、基盤、レンズ本体を入替している事から、、
今考え付くのは、センサーと基盤を繋いでいるカプラーハーネスしかありません。
可能性は低いですが、また次回試してみます。