以前軽用の小径ローターは削りましたが、今回は普通車用のローターをテストで削ってみました。
手法は同じくローターを治具とします。
ローター径が大きくなると旋盤の台があたってしまい、左側が普通に削れなくなってしまいます。
そこで延長出来るアタッチメントで対処。
バイトが細いとビビりまくりです。
その後こちらもテストで、ミニフライスにてスリットを入れてみます。
今回はとりあえず無難な直線。
初めは少し深く掘りすぎました。 なるほど なるほど。
さて、ウチの代車でもテストしてみましょう。
ローターを外し、
スリット位置をマーキング。
表裏でスリット位置はズラしました。
スリットは本来ボール状のエンドミルを使うと思いますが、ウチには無いのでセンタードリルの3mmを使いました。
掘り掘り。
なんかですね〜、普通に溝を掘るのもなんなので、
1.5mmずつズラして掘ってみました。 模様になるのも悪くないかな。 と。 もしかしたら表面積も増えて放熱性能上がってたりして。(上の画像は1.5mmではなく別件テストの3.0mmのようですね)
決してローターの内側を掘るのにコレットチャックが当たって使えない為にドリルチャックを使用し、それで横移動をさせたくないといった理由ではありませんよ。。
こんな、
感じですね。
命名。 『スケールスリット』 と名付けましょう。
錆びるのもあれなので、
耐熱ブラックを筆塗り。
試運転も良好でした。
チラっ。