マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

後編 USF40 レクサス LS460 ヒートエクスチェンジャー交換

 

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前編で取り出したヒートエクスチェンジャー。

名前だけ聞くと中で何か温めているのかと思ってしまう。 調べると実際にキャンピングカー用品で「ヒートエクスチェンジャー」なる物が存在する。→  車の冷却水を分岐導入して、手洗いなどの水を温める商品。

 

ではLSの場合はどうなのか? 

 

エンジン中央に結構な量の空間を有し、そのフタは内側に突き出ており大きな表面積を持つ。これらから、単にエンジン熱を冷却水に効率よく吸収させるモノだと判断します。 私はフタを外すまで中に何かあるのでは?  と、ほんの少し期待したりして、、 

  
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さて作業の方は漏れた跡の固形物を処理。

残った細かい物は水に溶かして吸い取り。


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キレイになりました。

取付面もオイルストーン掛け。


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こちらもオイルストーンを掛けてから液体ガスケット塗布。 ウチではワコーズのシリコン系「ガスケットメイク」を使っています。 使い始めてから結構経ちますが中々良い。

 

その昔は日産系の硬めのベンガラ(朱色)を使っていましたが、そこから変えた時はシリコンって柔らかくてなんか頼りないなって思ったんですけどね。

 

では今回のヒートエクスチェンジャーに使われていたシーリングはどうなのか?

 

色はグレー、若干の柔らかさはありますがどちらかと言うと少し硬めか。 今回漏れていたのは前側だったが、その辺りのシールは硬化して千切れていました。 そう考えると前側の方が高温になるという事でしょう。そしてこのシールは高温使用時の耐久性が × となる。

 

今回使うシリコン系でどこまでの耐久性が有るかは ? ですが、密着性と柔らかさでトヨタ純正採用シーラーよりは耐えてくれる気がします。

 


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そうそう、これはブローバイホースですがやはり他のホースよりも硬くなりがちです。左の新品と比べるとこの通り、最後の最後は曲げようとしただけで折れるまで硬化します。


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同じく硬化して爪が折れてしまったカプラー。

見た目はアレですがタイラップにて固定。 抜けない事が重要です。

 

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これはどうしてもスペースが無くて外した燃料アダプター。


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普通にOリングが1個かと思いきや、3個並びのEクリップ留め(Oリングは中央のみ)

 

手に持っている1番最初に取り付ける物だけスラッシュにカットが入っています。


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そして更に裏表があるので、合うように付けると3個目とクリップの間に隙間が出来ます。 出来なければNG。

 

 

という事で全て組み戻して完了。

 

冷却水を入れてエア抜き

 

 

 

しかし、、

 

 

 

何かがオカシイ、、

 

 

 

何だか、、 

 

 

 

クーラント  臭い、、

 

 

 

 

という事で予想外にまだ続きます。