今回は一本立のマキの木です。
少し前に撮ったものですが梅が咲き始め、現在は満開に近いですね。
さて、
どんな感じにしましょうかね〜。
やっぱりマキは、
刈り込みですかね。
一通り刈り込み鋏で刈りました。 が、
どうもこの右側の斜め上方向に伸びている枝先が気になる。
そこで、熟考し一塊を外しました。
ん〜、まだですね〜。
もう一つ。 カット。
やはり右上に斜めに伸びる枝がアンバランス。
結局最終3回カット。
まあ、こんな所でしょうか。
本当はこの切り口上の枝も切り落とす範囲内でしょうが、根本の小さい芽が横向きに大きくなってくれれば良い形になりそうなので残しました。
枝打ち前と見比べると少しはバランス取れましたかね。 にしても刈り込みはスッキリします。
そして、やはり手を入れると、
・見た目はもちろん。
・日光の当たり具合。
・それにより内部の枝が枯れなくなる。
・風通し。
・古葉が堆積し辛くなる。
などの改善がされます。
そして初登場。 「トップジンMペースト」
要は木を切った切り口に塗る「傷薬」です。
ようやく手に入れました。 殺菌・消毒作用で切り口からの細菌の侵入、樹液の乾燥防止に効果を発揮します。 太い枝の切断面には特に必要ですね。
調べた物には3cm程の切断面を「カルス」(人間で言うところのカサブタです)が完全に覆うまでに3年も掛かるそうです。 そして柑橘系は特に切り口から細菌が入りやすいとの事で、こう言った傷薬が使われるようです。
塗り塗り。 傷口に塗りました。
「オレンジ」って言うんでしょうか。 正確にはケチャップとマヨネーズを混ぜた「オーロラソース色」って言うんでしょうかね。 少し目立つかな⁈
製品により色も違うようで、目立たない色もあるようですが、特に気にはなりませんね。 逆に塗った所の経過観察にちょうど良いと思われます。
という事で完成です。 だいぶ見栄えも良くなりました。
本当はもう少し内部の枯れ枝などの処理をしたい所ではありますが、今回はこのぐらいにしておきましょう。