マキの刈り込みをしたらですね、その後方のヒノキが気になってきました。 元気に伸びてます。
昨年まで手入れをしている母に聞くと2年程は手付かずとの事。
では進めましょう。
こちらの方法もマキと同じく刈り込みで決定。
内部を見ると、やはり日光が当たらない為に枯れています。 内部に光が入るようにする手入れは重要ですね。
そうこうして進んでくると、内部の隠されていた枝振りが露わになってきました。
うわ〜。 の一言です。
脇枝が90度曲がって上方へ、この太さって事は何十年気付かず放置されたのか、、
幹は1本、上は2本、、 ようやくオカシイって事に気が付きました。
という事で切断です。
枝が大きいと、いきなり正しいラインでは切れません。 枝の重みもあり最後に残った皮がズルりと剥けてしまったりもします。 手間は掛かりますが2度切りするのが良いと思います。
ちなみに切断最後に皮が剥けてしまったり折れてしまう事を防止する為には、先に反対側から少し刃を入れる「裏刃」を行う事が有効です。
はい、という事で2回目のカットで落ち着いて「コジット論」に基づき刃を入れました。
ん〜、幹と同じ太さって、、
悪い枝を見過ごし続けるとこうなるっていう良い例ですね。 早目に外せば傷は小さくて済みますが、遅れに遅れるとこの様に非常に大きな傷痕となってしまいます。
やはり我々人間も悪い枝は早い内に落とすべきという事です。
太い脇枝を外して1本の軸が出来ました。
残りをカットして、
完了です。
頭頂部はもう少し手を掛けたいところですが今回はこの辺りで。
ちなみに、ヒノキの葉っぱを初めて観察しましたが、面白い伸び方しますね。
細かいドットが一つずつポコポコと出来ていく。 (表)
まだまだ知らない事がいっぱいです。 (裏)