マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

ダッジ チャージャー LD テールランプ リアウインカーLED修理 

 

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ではチャージャーです。

このあたりに詳しくないのですが、調べると第4世代の「LD型」との事でした。 今回の入庫は、左後ろのLEDウインカーの球が3個不灯で歯抜けになっていると言う内容です。 そこで早速テールを外しました。


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するとコネクター部分から手作り配線が2本、、 テール裏側はブチルテープが巻いてある、、 


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そこで探りながら見ていくと、ブチルテープの箇所でカットされており、、 開けると内部も加工されていました。

 

この内容としては、本来純正でウインカーに赤色のLEDが使われている所、日本の法規では「オレンジ」でなければいけないので、その対策として加工された物のようですが、、 その方法に絶句しました。


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純正の基盤側は赤いLEDを外してビニールテープ張りにて殺し、新規にフリー基盤を直接両面テープ留めしてからビニールテープにて絶縁という、何ともアグレッシブな状態でした。 


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そして使われていたLEDはフレックスタイプ。 少し大きいですが4本足で砲弾型に比べて固定も良く、放熱性も優れ、輝度も出ます。

 

さて、ここから診断ですが、、 

 

LED自体は全て生きていました。 そして抵抗もOK。 残るは一か所ずつ導通を確認して行くと、、

 


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画像中央の、モリっとしたハンダ部分と、その下のLEDの足との導通がありませんでした。 目視ではくっ付いているが、テスターではNGと言った感じです。 そこで一度ハンダを溶かしてみた所、LEDの足が弾いているようだったので、ヤスリで削ってから溶かし込んで導通OKとなりました。 そしてその後の点灯テストもOK。


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あとは殻割のフタの戻しとなりますが、当初は補強の入ったブチルテープが使われていました。 しかし、私は確実性が無く、更に手が汚れるブチルは嫌いなので、ホットボンドで固定してから、シリコンシーラントで防水する事としました。


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ちなみに車体側はこの通り、背面のスポンジ箇所以外は完全な防水が必要となるのです。


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取付後の最終確認もOK、左下の3か所が不灯でしたが、無事復旧完了です。 しかし、全体的に不安が拭えない加工状況ですので、今後も不具合の出る可能性はありそうに思われます。

 

私が思うに、、  純正基盤の赤LEDをオレンジに打ち替えて、抵抗を調整した方が良かったのでは? と考えますが、、 それには何かしらの問題があるのか? はたまたこのフレックスタイプを使用したかったのか? 答えは不明です。