マルチクリエイト☆2児パパサロン

仕事のクルマ、バイクなどの機械系。家庭内での掃除、修理が主です。あとは、人生の歩み方を、独り言として綴っていきます。

TIG溶接 パルス設定 テスト溶接 ビートの酸化 色 テンパーカラー 「加速する脱中国の動き、日本企業の足も遠のく」

 

まずは本題の「RAPT理論+α」です。

rapt-plusalpha.com

JETRO(=日本貿易振興機構)による調査で、中国での事業拡大を見込んでいる日本企業が減少し、初めて3割を下回ったことが判明しました。

この調査は、海外に進出している日本企業を対象にJETRO毎年行っているもので、今回、7632社が回答しています。

このうち、中国に進出している日本企業は710社で、今後1年から2年の間に中国での事業の拡大を見込んでいると回答した企業は27.7%にとどまり、初めて3割を下回りました。

中国での事業拡大を検討する企業は年々減少しており、2021年は40.9%、2022年は33.4%となっています。

背景には、中国経済の先行きに不透明感が広がっていることに加え、EV(=電気自動車)の普及で、ガソリン車の市場が縮小している影響もあるものとみられています。

また、中国経済の衰退に伴い、進出した日系企業の業績も悪化の一途を辿っているとのことです。

経済の崩壊や、度重なる災害、それら「真の神様」による裁きにより、中国は衰退の一途を辿っています。 そうした状況を表わす内容の記事が多数見られますが、今回も中国で事業拡大する日本企業の数が年々減少していると言う記事になります。

 

日本のマスコミでは絶対に報道されない内容と思いますが、「中国」は完全に終わりです。 人知れず世界中に侵略の手を伸ばしてきた、悪なる中国共産党、そしてそれに与する者、工作員全てが裁かれ、完全に滅び去る事を祈ります。

 

○【滅びゆく中国】海外からの訪中客が激減 外国人旅行客は3ヶ月でたった5万2000人 海外からの投資額も76%減、過去最低を記録

○世界が“脱中国”へ向けて動く中、経団連会長らが4年4ヶ月ぶりの訪中 習近平と会談、日中の緊張緩和を図り、経済分野での協力の重要性を確認

○【実は世界から嫌われていないロシア】ロシア・アフリカ首脳会談が開催 米やEUの圧力を撥ねのけ、アフリカ54か国中49か国が参加 アフリカの首脳らが笑顔でプーチンと握手

 

 

 

では溶接です。

これまでマフラー溶接でTIGを使ってきましたが、どうしてもビートが酸化して黒くなってしまう事が悩みの一つでした。 そこでシールドガスの整流をする「ガスレンズ」や「ガス流量」を上げる事なども試した事がありますが、やはり酸化していました。

 

そもそもこの「黒い酸化」とは、溶接して温度が上がった箇所が「非常に高温」のまま空気に触れてしまう事が原因であり、その対策として、、

・溶接電流を下げる。

・ノズル脇にもう一つシールドガスを噴射出来るものを設置する。

・バックシールド。

 

などが挙げられますが、どれも温度を落とす為のものです。 しかし溶接電流を下げるにも限度があるので、私が思うような状態にする事は無理な事、そしてガス関連は新たな治具が必要な為に試す事は出来ていません。 

 

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さて、そこで今回登場するのが「パルス溶接」と言うモノになります。 正直詳しく知らなかったのですが、調べるとこれは薄い材料にはピッタリの機能であり、むしろこれでなければ酸化して当然とも思えてきました。

 

ではテスト前に、まず機能と設定に進みましょう。

まずは三連ボリュームの中央にある「パルス周波数」ですが、「1HZ」にすると、1秒間に1回の周期で繰り返すと言う意味です。 

 

そして左側ボリュームの「パルス電流」は、いわゆる「山」となる強い電流値の設定。 ちなみに画像の右上に見切れている「溶接電流」が、相対する「谷」となる弱い電流値の設定となります。

 

最後に右側ボリュームの「パルス幅」ですが、1回の周期を100%とした時の「パルス電流」の占める割合の設定となります。 つまり例えば「15%」だったとすると、1HZで、「0.15秒」強いパルス電流、その後「0.85秒」弱い溶接(ベース)電流となるわけです。


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ところで、私はこうしたリモコンと呼ばれるものを使っていますが、


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本体にあるこの3つのボリュームの内の、「溶接電流」と「クレータ電流」を手元で調整する事が可能です。 ちなみにリモコンを接続中は本体側のボリューム調整は完全に無視され、リモコン側の設定のみが有効となります。 そしてこのリモコンは、、 有線です。

 

そこでパルスの設定ですが、このリモコンを有意義に使う為にも、「パルス電流」と「溶接電流」の役割を入替しました。 つまり、

「パルス電流」を弱電流。

「溶接電流」を強電流。

と言う事です。 こうする事で、一番肝心な強い電流を手元で微調整する事が出来るようになりました。 結果、

 

「パルス電流」、最弱の「4」

「パルス周波数」、「0.8HZ」

「パルス幅」、「80%」

「溶接電流」、「60~80%」

 

と言った具合になりました。 では実際にテストして行きましょう。


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まずは溶接棒無しでの溶かしですが、早速綺麗に光っています。


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今までこんな色になった事は無かったんです。 ちなみに先端は「ガスレンズ」ではなく普通のアルミナノズルの6番になります。


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ところで、こうした色とりどりのビートは、誰しもが綺麗と思うのではないでしょうか。 少なくとも私は好きです。 そこで調べたのですが、このような色を「テンパーカラー」と言うようです。

 

そして、そのテンパーカラーの温度帯を表わしたものが上になります。 つまり、これまでの「黒い酸化」は「1000度」以上だったわけで、色の分布も金色(300度)~赤~紫~青(900度)と言う事も分かりますね。


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ではここからは「溶接棒」を一緒に溶かし込んでいきましょう。


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ざっと電流値を変えながら試しましたが、均一なビートはなかなか難しいです。


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溶接棒なしと同じ設定のこれらに比べ、


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この2本は電流値を少し上げたもの。 溶接棒の溶かし込みは良くなりましたが温度が高くなり、酸化により光沢が消えました。


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最後に少しずつ電流値を落とし、光沢が戻りました。

 

このように、瞬間的な溶かしと冷却を繰り返すパルスの効果は絶大で、1mm程と言うステンレスには必須の機能だと思いました。